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「2025年版 C・D 問題編 救急救命士国試問題・解説集」
¥3,850
************************** ■書籍画像が必要な方は, ①←の画像(大)クリック ②ポップアップした画像を何回かクリック (サイズ確認のため) ③欲しいサイズの画像の上で右クリック で入手できます(無料)。 ■書籍画像とともに表示されるサンプルページ(↑画像)は, 公式ホームページにおいて提供している「pdf」 ファイルで, より鮮明にご覧いただけます。 ************************** ■書籍名(正式): 「2025年版 救急救命士国家試験対策 出題分野別 国試問題・解説集 C・D 問題編」 ■収載概要: ★第46回~47回の国家試験問題のC・D問題(全250問)について正答への考え方を受験生の思考順路に沿って徹底解説 ★国家試験問題を『改訂第10版 救急救命士標準テキスト』に準拠して分類・解説したわかりやすい構成 ★理解を深めるためにテキストにない 「まとめの図・表」 を数多く収載し『標準テキスト』の補完として役立つ充実した解説 ★過去問題の分析によって出題傾向がよくわかる ************************** 「2025年版 救急救命士国家試験対策 出題分野別 国試問題・解説集 C・D 問題編」 ISBN978-4-908980-22-0 C3047 MainTitle:「国試問題・解説集」 SubTitle1:「2025年版 救急救命士国家試験対策」 SubTitle2:「出題分野別」 SubTitle3:「C・D 問題編」 編 著:小関 一英 著:菊川 忠臣 B5判/372頁 発行年月日:2024年08月30日(初版第1刷) 刊行 価格(税込):3,850円 ■序 文■ 2017年 (平成29年) に初版を刊行して以来,『救急救命士国試問題・解説集』(A・B問題編とC・D問題編) は直近の5年間分をまとめながら今回で8年目となり,解説は第36回国試に始まり第47回に至っている。解説内容は年々充実しているので,先行して発刊した 『2025年版A・B問題編』(第43回~47回の750問) は600頁を超える大作となった。 本シリーズの特徴となる編集方針を述べると以下のようになる。 ①問題の該当分野と項目を厳密に分類し,出題される頻度の高い分野と項目を明確にすること,②問題に該当する標準テキストの項目全体を俯瞰するような解説になるように心がけること,③それぞれの問題の選択肢一つひとつを検討し正誤の理由を説明すること,④まとめの図表を数多く添付し解説内容を充実させること,⑤同様のテーマで過去に出題された問題に触れ出題傾向について言及すること,⑥過去の国試問題をさまざまな視点で分析し表にして序文に続き掲載すること,などである。 さて,本書C・D問題編の前年度版 (2024年版) では,疾病については臓器系別に問題を分類してみたが,今版は症候に従って分類した。状況設定問題なので初めから疾患名が判明しているような分類では実際的ではないと考えたからである。外傷については外傷部位に分けて分類した。 状況設定問題は共通して,《救急要請理由》《救急隊到着時観察所見》そして《設問》という順序で記載されている。最近10年間の国試問題の《設問》をその内容に従って分類すると次頁の表のようになる。最も多い設問は 「疾患や病態の推定」,次いで 「適切な対応と処置」 「観察所見の予想」 「優先すべき処置」 「緊急度判断」 の順になる。受験者は実際の現場状況を脳裏に描いてこれらのいずれかの設問に正答しなければならない。本編では受験者がたどるべき思考経路に沿って解説するようにしている。 幸い,本シリーズは多くの教育施設で教材として採用され,また国試対策のために個人的に購入する方も少なくないと聞く。上述の編集方針が間違っていないと確信している。本書は単に受験のためのノウハウ本ではなく,国試合格後も活用できる参考書として指導的立場にある救急救命士にもお勧めしたい。 国試合格率は90%を超えているが,目標とすべきは国試合格だけではなく,救急現場に出動するようになってからも必要とされる正しい知識である。本書がそのような気概をもった救急隊員の座右の書となることを願っている。 2024年7月 小関一英 ■目 次■ ―設問の部― 第Ⅰ章 症候学 【設問 1~ 】心肺停止 2 【設問 21~ 】意識障害 12 【設問 35~ 】頭 痛 19 【設問 38~ 】痙 攣 20 【設問 42~ 】運動麻痺 22 【設問 55… 】めまい 29 【設問 56~ 】呼吸困難 29 【設問 83~ 】喀 血 43 【設問 89~ 】失 神 46 【設問 94~ 】胸 痛 48 【設問 106~ 】動 悸 54 【設問 109~ 】腹 痛 56 【設問 119~ 】嘔吐・下痢 61 【設問 125~ 】腰痛・背部痛 64 【設問 127~ 】体温上昇 65 【設問 131~ 】産科救急 67 【設問 136~ 】精神症候 69 【設問 143~ 】その他 73 第Ⅱ章 在宅医療 【設問 148… 】心肺停止 78 【設問 149… 】意識障害 78 【設問 150~ 】呼吸困難 79 第Ⅲ章 災害医療 【設問 154… 】爆発物 82 【設問 155~ 】トリアージ 82 第Ⅳ章 外 傷 【設問 158… 】現場活動 86 【設問 159~ 】頭部外傷 86 【設問 167~ 】顔面外傷 90 【設問 169… 】頸部外傷 91 【設問 170~ 】脊椎・脊髄外傷 92 【設問 180~ 】胸部外傷 97 【設問 191~ 】腹部外傷 102 【設問 198~ 】骨盤外傷 106 【設問 204~ 】四肢外傷 109 【設問 218~ 】熱 傷 116 【設問 220… 】縊 頸 117 第Ⅴ章 中 毒 【設問 221… 】医薬品中毒 120 【設問 222… 】農 薬 120 【設問 223~ 】工業用品 121 【設問 225~ 】ガス中毒 122 第Ⅵ章 環境障害 【設問 227~ 】体温低下 124 【設問 230~ 】体温上昇 125 【設問 238~ 】異物誤飲 129 【設問 247~ 】溺 水 134 【設問 249… 】放射線障害 135 【設問 250… 】減圧障害 135 付 録 【設問・解説参照図表・写真】 139~ ―正答・解説の部― 155~ ※設問の部に準じた章・項目のためここでは省略 ( → 「正答」 と 「詳細な解説」 ) 便 覧 【正答・point早見表】344 【分野項目別早見表】349 【年度別早見表】354 ■編著:小関 一英 (元)帝京平成大学健康メディカル学部医療科学科教授 (元)川口市立医療センター救命救急センター長 救急科専門医・指導医,医学博士 ■著 :菊川 忠臣 帝京大学医療技術学部スポーツ医療学科講師 救急救命士,健康科学博士
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「2025年版 A・B 問題編 救急救命士国試問題・解説集」
¥5,060
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「救急救命士のための想定訓練シナリオ集 第2版」
¥2,970
書籍画像が必要な方は, ①←の画像(大)クリック ②ポップアップした画像を何回かクリック (サイズ確認のため) ③欲しいサイズの画像の上で右クリック で入手できます(無料)。 ************************** ■2022年12月18日:追記 松竹映画 「モエカレはオレンジ色」(2022年07月08日公開) で,本書表紙カバーが大きくクローズアップされるシーン(1h10m30sあたり)があります。 本書で学習している(いた)方は,蛍雪の彩りの1つとしてDVD/Blu-ray で ご確認されてみてはいかがですか? ************************** □標準テキスト第10版準拠 □救急救命士国家試験合格のために 執筆陣が総力を結集して作成したシナリオ59選。 「C問題・D問題」 への応用力が身につく受験者必携の書です。 □初版をブラッシュアップ →「観察ポイント」 を新設 →「関連項目・メモ」 を加筆・補筆 ************************** 「救急救命士のための想定訓練シナリオ集 第2版」 ISBN978-4-908980-13-8 c3047 MainTitle : 「救急救命士のための想定訓練シナリオ集 第2版」 SubTitle : 「国家試験問題をシュミレーションする」 医学監修 : 田中秀治 執 筆 : 髙橋宏幸 B5判/138頁 発行年月日:2021年08月20日(第2版第1刷) ■第2版 はじめに■ 高度なプレホスピタルケアを実践する医療従事者としての救急救命士が誕生して30年が経過した。特に,2004年 (平成16年) 以降この17年で,救急救命士の処置範囲は急速に拡大し,気管挿管,アドレナリン投与と二次救命処置の拡大が行われた。さらに,2014年(平成26年) からは,非心肺停止傷病者への輸液 (ブドウ糖溶液を含む) や血糖値の測定実施が開始された。また,2021年 (令和3年) の10月には30年ぶりに救急救命士法が改正され,救急救命士が病院内で救急救命処置を行うことができるようになってきた。 それまで救急救命士の処置は心肺停止傷病者への処置のみであったものが,非心肺停止傷病者に薬剤投与対象が拡大され,心原性を除くあらゆるショックへの輸液による蘇生,低血糖などで意識障害を伴う傷病者への静脈路確保がこれまで以上に行われるようになった。今後病院内で活躍するとなるとさらなる知識や技術が求められる。 しかし,一方で処置の場所や処置範囲が拡大するということは,現場処置時間が延伸し,救急救命士が行うべき鑑別診断はさらに広がり,これまでにない桁違いの深い医学的知識や技術が求められることになる。2021年 (令和3年) からは救急救命士の活動が病院前から病院の救急外来へと拡大し,病院内ではより深い病態への理解と迅速な処置が必要とされる。 全国の45か所ある民間救急救命士養成施設では,年間1,500人近くの救急救命士をめざす学生が養成されている。これまでと違って消防組織の現場経験を経ずに国家試験を受験するのが救急救命士養成の主流となってきている。そのような若者の現場経験を補うものの1つが現場を模したシミュレーション教育である。救急救命士養成施設では,各施設で技能評価が行われている。生徒を優秀な救急救命士として輩出するためには,より実践的なシミュレーション教育が必須である。現場での病態を理解しつつ,傷病者の背景・現在の状態を把握するために,医療人としての救急救命士教育がいま必要とされている。 救急救命士法第34条第1号,第2号及び,第4号には 「救急救命士として必要な知識及び技能を修得したもの」 と国家試験の受験資格について明記されているが,評価型実技試験は行われていない。それを補うものが想定問題である。 本書では,ますます難しくなる救急救命士の国家試験想定問題に対応すべく,最近の5年間の国家試験想定問題から出題されている問題をベースにして,シナリオベースシミュレーショントレーニングの資料を作成した。救急救命士をめざす学生の実力アップに,また,救急救命士国家試験突破に向けての参考書として活用してもらえれば幸いである。 本書が将来,国を支える救急救命士を志す若者のための一助となることを希望する。 2021年7月 国士舘大学大学院救急システム研究科科長・教授 田中秀治 ■本書の特徴と使い方■ 本書は,院外心肺停止,外因性疾患,内因性疾患の3つより構成されている。出場指令から現場での状況や所見などの情報,バイタルサインなどを示しながら,どのように対応していくかが順を追ってわかるようになっている。シミュレーション訓練の想定として, ①脳血管障害 :脳出血,脳梗塞,くも膜下出血 ②糖代謝異常 :低血糖,高血糖 ③熱 傷 :広範囲熱傷 ④外 傷 :緊張性気胸,心タンポナーデ,フレイルチェスト,骨盤骨折 ⑤環境障害 :熱中症,低体温 ⑥内因性疾患 :心筋梗塞,消化管出血 ⑦心肺停止 :心原性心停止,呼吸原性心停止 ⑧ショック :循環血液量減少性ショック,アナフィラキシーショック ⑨多数傷病者 :大規模災害 ⑩産科救急疾患 :児娩出後の性器出血 ⑪小児救急疾患 :外傷,窒息 ⑫高齢者救急疾患:外傷,慢性疾患増悪 などが挙げられる。 各項目についてシナリオの例を挙げたが,本書では同様の主訴で複数の想定シナリオを用意している。バイタルサインの違いや症状の強さにより,搬送先を変更する基本的な構成になっている。これらを参考資料として,効果的なシミュレーション訓練を実施していただきたい。 ■目 次■ Part Ⅰ 院外心肺停止 1 Scene1 │急性心筋梗塞① 2 Scene2 │急性心筋梗塞② 4 Scene3 │不安定狭心症① 6 Scene4 │不安定狭心症② 8 Scene5 │慢性閉塞性肺疾患 10 Scene6 │窒 息① 12 Scene7 │窒 息② 14 Scene8 │肺血栓塞栓症 16 Scene9 │アナフィラキシーショック 18 Scene10 │熱中症 20 Scene11 │くも膜下出血 22 Scene12 │偶発性低体温 24 Scene13 │慢性腎不全 26 Part Ⅱ 外 傷 29 Scene14 │緊張性気胸 30 Scene15 │フレイルチェスト・緊張性気胸 32 Scene16 │開放性気胸 34 Scene17 │心タンポナーデ 36 Scene18 │血気胸 38 Scene19 │腸管脱出 40 Scene20 │シートベルト外傷 42 Scene21 │腹部穿通性異物 44 Scene22 │頸髄損傷 46 Scene23 │中心性頸髄損傷 48 Scene24 │急性硬膜外血腫 50 Scene25 │両大腿骨骨折 52 Scene26 │骨盤骨折 54 Scene27 │両大腿骨骨折(開放創) 56 Scene28 │多数傷病者① 58 Scene29 │多数傷病者② 60 Reference │PartⅡ 資料集 62 Part Ⅲ 内因性疾患 67 Scene30 │急性心筋梗塞 68 Scene31 │冠攣縮性狭心症 70 Scene32 │無痛性心筋梗塞 72 Scene33 │左心不全 74 Scene34 │急性大動脈解離 76 Scene35 │左心不全・右心不全合併 78 Scene36 │気管支喘息中発作→大発作 80 Scene37 │COPD(慢性閉塞性肺疾患) 82 Scene38 │小児気管支喘息 84 Scene39 │十二指腸潰瘍 86 Scene40 │肝硬変 88 Scene41 │胃・十二指腸潰瘍穿孔 90 Scene42 │尿管結石 92 Scene43 │急性腎盂腎炎 94 Scene44 │急性腎不全(高カリウム血症) 96 Scene45 │脳梗塞 98 Scene46 │くも膜下出血 100 Scene47 │左被殼出血 102 Scene48 │低血糖 104 Scene49 │急性医薬品中毒 106 Reference │PartⅢ 資料集 108 Part Ⅳ Assort 111 ●意識障害 Scene50 │小脳出血 112 ●環境障害 Scene51 │熱中症① 114 Scene52 │偶発性低体温 116 Scene53 │熱中症② 118 ●熱 傷 Scene54 │熱 傷 120 ●電撃症 Scene55 │電撃症 122 ●産 科 Scene56 │急追分娩 124 Scene57 │新生児仮死 126 Reference │PartⅣ 資料集 128 ■医学監修 田中 秀治 国士舘大学大学院救急システム研究科科長・教授 ■執 筆 髙橋 宏幸 国士舘大学体育学部スポーツ医科学科准教授 □執筆協力(五十音順) 秋濱 裕之 明治国際医療大学保健医療学部救急救命学科教授 芦沢 猛 国士舘大学体育学部スポーツ医科学科准教授 □編集協力(五十音順) 井上 拓訓 国士舘大学大学院救急システム研究科助手 坂梨 秀地 国士舘大学大学院救急システム研究科助手 沼田 浩人 国士舘大学体育学部スポーツ医科学科助手 柳 聖美 明治国際医療大学保健医療学部救急救命学科助教
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「救急隊員のための研究実践ガイドブック」
¥1,980
■書籍画像が必要な方は, ①←の画像(大)クリック ②ポップアップした画像を何回かクリック (サイズ確認のため) ③欲しいサイズの画像の上で右クリック で入手できます(無料)。 ■書籍画像とともに表示されるサンプルページ(↑画像)は, 公式ホームページにおいて提供している「pdf」 ファイルで, より鮮明にご覧いただけます。 ************************** ■書籍名(正式): 指導救命士必携 「救急隊員のための研究実践ガイドブック」 ★研究計画から学会発表・論文執筆まで,この1冊で完結! ★時代の移り変わりとともに,医療には 「エビデンス」 が求められるようになり,病院前救護にもこれまで蓄積してきた 「経験」に加えて「エビデンス」 の蓄積が求められています。 ★本書は,消防職員が行う研究の実践をサポートする内容で,具体的に研究課題の設定方法,統計,論文の書き方やさまざまな注意点をわかりやすく解説しています。 ★すべてが消防の目線で書かれており,理解しやすく実践的な内容! ★指導救命士・指導救命士を目指す人,研究に興味のある人にお勧めの書です。 ************************** 「救急隊員のための研究実践ガイドブック」 ISBN978-4-908980-10-7 c3047 MainTitle:「救急隊員のための研究実践ガイドブック」 SubTitle:「指導救命士必携」 監修:坂本哲也,中原慎二,市川政雄 執筆:高山祐輔 B5判/108頁 発行年月日:2020年10月08日(初版第1刷) 価格(税込):1,980円 ■はじめに■ 「理論なき実践は盲目であり,実践なき理論は空虚である」 (クルト・レヴィン)。 日本の救急業務は横浜市にはじまり,1963年 (昭和38年) には法制化された。これ以降,現在に至るまで,病院前救護分野には,救急隊員によって膨大な 「経験」 が蓄積され,その 「経験」 が今日の病院前救護の礎をなしていることに疑いの余地はない。 その一方,時代の移り変わりとともに,医療には 「エビデンス」 が求められるようになった。例外ではなく病院前救護にも,これまで蓄積してきた 「経験」 に加えて 「エビデンス」 の蓄積が求められている。 科学的な手法によって導かれた 「エビデンス」 を蓄積することの目的は,現場の疑問・問題の解決である。現場には多くの疑問・問題が存在しているが,これまで解決のための意思決定は 「経験」 に頼るしかなかった。しかし,「経験」 は意思決定の根拠としては不十分である。ここに 「エビデンス」 を蓄積することでより合理的な意思決定を得ることができる。 しかし,今日まで病院前救護に関わる 「エビデンス」 はほとんど蓄積されてこなかった。救急隊員は,研究の手法について学ぶ機会に恵まれず,研究という術を身につけてこなかったためである。皮肉なことに,救急隊員は現場にある 「問い」 の本質を唯一知る存在でありながら,病院前救護に関わる研究の実践は外部に依存するしかなかったのである。 そこで筆者は,本書を救急隊員が自ら研究を行う際に使用する研究実践ガイドブックであると同時に専門書への導入本と位置づけている。したがって,本書で扱う内容は,研究を行ううえで知っておくべき必要最低限としているが,特に重要となる“核の要素”は網羅しており,わかりやすい解説を心がけている。また,本書の構成は実際に研究を行う際の順序に従っている。 しかしながら,本書を通読し内容を完全に理解したとしても,すぐに研究が行えるようにはなるわけではない。それはJPTECのテキストの内容を完全に理解したとしても,すぐには外傷の現場活動ができないのと同じことである。では,どうすれば研究を行えるようになるのか。それは,実践あるのみである。本書を片手に,共同研究者とともに研究を実践していくことが重要である。 本書が,病院前救護分野における 「エビデンス」 の蓄積の一助になることを願ってやまない。 2020年9月 高山祐輔 ■目 次■ 序 章 研究をはじめる前に ・経験と科学の間 ・経験から生まれる科学的根拠 ・なぜ,経験だけではだめなのか ・救急隊員が研究を行う意義 ・共同研究者という仲間を見つける 第Ⅰ章 研 究 1 研究とは何か 2 研究の種類 3 研究の5段階 第Ⅱ章 研究課題の設定 1 研究課題が研究の良し悪しを決める 2 研究課題が備えるべき5つの要件―FINER 3 研究課題のなかにある関連を考える 4 過去の論文をどのように探すか 5 2つの視点で研究課題を掘り下げる 第Ⅲ章 研究計画 1 研究と研究計画をつなぐ“PECO” 2 研究計画書の作成 ①タイトル ②はじめに(背景と目的) ③方 法 3 研究デザイン ①記述研究 ②地域相関研究 ③横断研究 第Ⅳ章 誤差と交絡 1 誤 差 ①偶然誤差 ②系統誤差 (=バイアス) 2 交 絡 第Ⅴ章 統 計 1 数値は研究結果の説得力を増すためのツール 2 分析までのプロセス ①手元にあるデータの確認 ②分析用データの作成 ③データの種類の確認 4.要 約 5.関連の判断 6.解 析 第Ⅵ章 因果関係 1 因果関係 2 関連と因果関係 3 因果関係の推論 第Ⅶ章 論文執筆 1 なぜ,論文を書くのか 2 小論文と学術論文 3 小説と学術論文 4 誰もが理解できる文章で書く 5 段落の使い方 6 学術論文の構成は“IMRAD” 7 最も重要なパートはどこか 8 背 景 (Introduction) の書き方 9 方 法 (Methods) の書き方 10 結 果 (Results) の書き方 11 図と表の使い方 ①表の作成 ②図の作成 12 考 察 (Discussion) 13 IMRAD以外の部分 14 投稿先はどこか 15 投稿規定を読み込む 第Ⅷ章 学会発表 1 学会発表とは 2 学会ウェブサイトで演題登録期間をチェック 3 演題登録 4 プレゼンテーション 5 プレゼンテーションという言葉がもつ2つの意味 6 プレゼンテーションの準備プロセス ①目的の明確化 ②聴衆の把握 ③アウトラインの決定 ④情報収集 ⑤台本作成 ⑥スライド作成 ⑦反復練習 7 ポスター発表 ①発表スタイル ②ポスターのデザイン ③ポスターの印刷 8 学会への参加をより充実させるために ①緊張とうまくつきあう ②座長への挨拶 ③積極的な質問と名刺交換 第Ⅸ章 研究倫理 1 研究倫理 2 研究倫理に関わる規範 3 個人情報保護 4 利益相反 5 倫理審査委員会 引用・参考文献 索 引 ■監修: 坂本 哲也 (帝京大学医学部附属病院病院長・救急医学主任教授) 中原 慎二 (神奈川県立保健福祉大学大学院ヘルスイノベーション研究科教授) 市川 政雄 (筑波大学医学医療系国際社会医学分野教授) ■著者: 高山 祐輔 (帝京大学医療技術学部スポーツ医療学科救急救命士コース講師)
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「新訂第2版 救急処置スキルブック 上巻」
¥4,950
書籍画像が必要な方は, ①←の画像(大)クリック ②ポップアップした画像を何回かクリック (サイズ確認のため) ③欲しいサイズの画像の上で右クリック で入手できます(無料)。 ************************** □「上巻・下巻」 併せてご活用ください。 ************************** ■大好評の 「救急処置スキルブック」 を 「新訂第2版」 としてブラッシュアップしました。 ★高度化する知識・技術のスキルアップのための実用書! ★「JRC蘇生ガイドライン2020」 「JPTECガイドライン」などの最新版に準拠した最新の内容を収載しています。 ★病態を理解する知識,実施できる技術(スキル),適切な判断能力(スキル)の習得に最適です。 ★救急救命士をめざす学生や実際の現場で活躍している救急隊員・救急救命士の 「実習本の決定版」 として,スキルのみでなく,そのスキルに必要な解剖・生理を基本に,根拠となる医学的知識についてもわかりやすく解説しています。 ★「観察スキル」 から 「特定行為スキル」 まで写真やイラストを駆使し,複雑化するトレーニングに対応しています。 ☆学校教育における実習時のテキスト・サブテキストとしてぜひご活用ください。 ************************** 「新訂第2版 救急処置スキルブック 上巻」 ISBN978-4-908980-15-2 c3047 MainTitle:「救急処置スキルブック 上巻」 SubTitle1:「新訂第2版」 総監修 :田中秀治 医学監修:櫻井 勝 責任編集:芦沢 猛,髙橋宏幸,竹内栄一,張替喜世一 B5判/345頁 発行年月日:2022年01月27日(新訂第2版第1刷) 価格(税込):4,950円 ■はじめに■ 1991年(平成3年)に救急救命士がわが国に誕生してから,すでに30年が経過した。過去に67,000人近い救急救命士が誕生し,院外心肺停止傷病者の1か月生存率は1993年(平成5年)の3.9%から2020年度(令和2年度)には目撃ありの心原性心停止でAEDの使用が4.9%,バイスタンダーCPRが58%で社会復帰率が17.3%を超えるようになった。 救急救命士の救急救命処置範囲は,2015年(平成27年)4月より新たに非心肺機能停止傷病者に対する輸液や低血糖に対する50%ブドウ糖溶液が認められ,救急救命処置検討委員会で検討され今後もますます拡大の方向にある。これらの特定行為をさらに高度化させるためには,病態を理解する知識,実施できる技術(スキル),現場での適切な判断能力(ナレッジ)をもった救急救命士の養成が必須であろう。 しかし,救急隊員と病院前救急医療をめぐる社会的環境は30年前とは大きく変化してきた。65歳以上の高齢者人口は28.7%を超え,全搬送の59.4%を占めている。119番通報時の口頭指導の重要性,“#7119”に代表される電話によるトリアージなど通信システムにも変化が生じている。また,病院前医療を担う医療従事者としても,医師によるラピッドカーやドクターカー,ドクターヘリなどが用いられていることにより搬送手段が多様化し,さらに災害時におけるDMATやトリアージの問題など大規模災害への対応,大規模イベントや2020東京オリンピックのマスギャザリング対応など,救急隊員として必須の知識も多様化してきている。 今や救急隊員には技術や知識のみならず,コミュニケーションスキルや法律問題,安全管理,感染対策,セルフマネージメントやストレスに対する考え方など,幅広く医療者としての基本的な姿勢までが求められるようになってきている。これらのことは複雑化する社会環境の中で傷病者におけるヘルスケアの問題を解決するためには,現場で傷病者のすべての情報と病態を理解できる医療人が必要とされている証拠でもあり,全国民の救命率を向上することにつながるとすれば,救急隊員・救急救命士の役割はますます重要となる。 本書は年々高まる社会のニーズに基づき,ますます拡大される救急隊員・救急救命士のスキル訓練に対応すべく,「JRC蘇生ガイドライン2020」などに準拠して最近の活動内容をアップグレードしたつもりである。本書が将来,国を支える救急隊員・救急救命士のための一助となることを切に希望する。 2021年12月 国士舘大学大学院救急システム研究科科長・教授 田中秀治 ■目 次■ Ⅰ 章 観察スキル (髙橋宏幸,坂梨秀地) Action 1 観察の目的と種類 1.観察の目的 2.バイタルサインの観察 3.問 診 Action 2 活動現場の原則 1.状況評価 2.初期評価 3.全身観察 4.重点観察 5.継続観察 6.詳細観察 Action 3 救急現場での観察 1.症候の外見観察 2.気道の観察と評価 3.呼吸の観察と評価 4.循環の観察と評価 5.意識の観察と評価 6.神経系の観察と評価 第 Ⅱ 章 CPRスキル (原 貴大) Action 1 心肺蘇生法(CPRスキル) 1.CPRの目的 2.CPR中の病態 3.CPRのプロトコル 4.CPR中の観察スキル(救急隊員向け) Action 2 胸骨圧迫スキル 1.胸骨圧迫の目的 2.胸骨圧迫のメカニズム 3.胸骨圧迫の適応 4.胸骨圧迫の合併症 5.胸骨圧迫スキル 6.機械的CPR装置 7.胸骨圧迫スキルのまとめ Action 3 心肺停止の際の口頭指導スキル Action 4 気道確保スキル Action 5 人工呼吸スキル 1.人工呼吸の目的 2.人工呼吸スキル 第 Ⅲ 章 窒息解除スキル (芦沢 猛,植田広樹) Action 1 窒息の病態と解除の目的 1.発生頻度と好発年齢 2.観察の手順とポイント 3.処置のポイント Action 2 窒息解除スキル 1.気道異物除去 2.口腔内の吸引 Action 3 気道異物除去スキル 1.使用資器材 2.実施要領 第ⅠⅤ章 呼吸管理スキル (白川 透,曽根悦子) Action 1 呼吸器系の解剖と生理 1.呼吸器系の解剖と構造 2.口腔内の解剖と生理 3.咽頭の解剖と生理 4.喉頭の解剖と生理 5.気管の解剖と生理 6.主気管支解剖と生理 7.肺の解剖と生理 Action 2 呼吸器系の観察スキル 1.視 診 2.聴 診 3.打 診 4.触 診 5.呼気の異常(臭気) Action 3 呼吸の生理と評価 1.呼吸と生理 2.呼吸数 3.呼吸様式と異常呼吸のパターン Action 4 酸素投与スキル 1.酸素吸入の理論と実践 2.酸素投与スキル Action 5 気道確保スキル 1.用手的気道確保 2.器具を用いた気道確保 Action 6 人工呼吸スキル 1.バッグバルブマスク人工呼吸 2.人工呼吸器による人工呼吸 3.特殊な人工呼吸 Action 7 器具を用いた呼吸器の評価スキル 1.聴診器 2.パルスオキシメータ 3.カプノメータ Action 8 肺理学療法とスクイジング 1.吸 気 2.呼 気 第 Ⅴ 章 循環管理スキル (喜熨斗智也,牧 亮) Action 1 循環器の解剖と生理 1.循環器系とは 2.心臓の解剖と生理 Action 2 循環器系の観察スキル 1.脈 拍 2.皮膚の観察と評価 3.爪床圧迫テスト(ブランチテスト) Actionn 3 血圧測定スキル 1.血圧とは 2.血圧測定の目的 3.血圧測定の原理 4.血圧の評価 5.血圧測定法 6.血圧測定スキル Actionn 4 心電図モニタースキル 1.刺激伝導系の解剖と生理 2.心電図モニター 3.心電図モニターの目的 4.心電図モニターの装着 5.心電図モニターの適応 6.心電図モニター測定スキル 7.心電図伝送 第ⅤⅠ章 傷病者搬送スキル (白石直哉) Action 1 搬送・処置と法的裏づけ Action 2 傷病者搬送の目的 Action 3 搬送に用いる資器材と選定スキル 1.搬送方法の選定基準 2.傷病者搬送のポイント 3.搬送用資器材例と使用スキル Action 4 徒手搬送スキル 1.徒手搬送法の目的 2.徒手搬送スキル Action 5 救急車運行スキル 1.緊急自動車とは 2.緊急自動車の特例 3.緊急自動車の運転資格 4.緊急自動車運転の基本事項と守則 Action 6 救急隊連携スキル 1.PA連携 2.救急隊連携に必要な基本的知識 Action 7 救急隊通信スキル 1.119番受付と出場指令 2.口頭指導スキル 3.現場からの情報 4.応援要請 5.医療器機関との連絡 第ⅤⅡ章 救急活動における現場連携スキル (竹内栄一) Action 1 現場連携スキル 1.現場連携の総括 2.現場活動における連携の主な形態 3.消防の任務 4.消防の目的 5.適切な救急活動を遂行するための連携要領 6.救急活動の原則 7.現場活動における連携 8.消防と関係機関(団体)との連携 9.他の関係機関との連携 第ⅤⅢ章 バイオメカニクスと傷病者搬送スキル (張替喜世一) Action 1 救急隊員と職業病の理解 Action 2 救急隊員のセルフコンディショニングスキル Action 3 救急搬送のためのバイオメカニクススキル Action 4 救急隊員のけがや故障を防ぐバイオメカニクススキル 1.腰痛防止 2.膝・足の障害防止 Action 5 各状況別搬送スキル 1.ログロール 2.傷病者を持ち上げる準備 3.傷病者を持ち上げるとき 4.傷病者を下ろすとき 第ⅠⅩ章 止血・創傷処置・固定スキル (張替喜世一,津波古 憲) Action 1 止血 1.止血処置の目的 2.出血とは 3.出血の分類と止血方法 4.内出血の特徴と分類 5.外出血の特徴と分類 6.止血処置実施上の注意点 Action 2 止血処置スキル 1.外出血の止血法 Action 3 体温管理スキル 1.保 温 2.加 温 3.冷 却 Action 4 体温測定スキル 1.体温測定資器材と使用スキル Action 5 創傷処置スキル 1.創の洗浄 2.創の被覆 Action 6 固定スキル 1.創の固定スキル 2.全身固定スキル 3.頸椎保護スキル 第 Ⅹ 章 高齢傷病者に対する救急管理スキル (植田広樹,田中秀治) Action 1 高齢者の特徴 1.加齢による身体能力の変化 2.高齢者疾患の特徴 Action 2 高齢傷病者の観察スキル 1.高齢傷病者への対応 2.高齢傷病者に対する注意点 Action 3 高齢傷病者に対する処置・搬送スキル 1.観察と処置 2.高齢傷病者の搬送 Action 4 高齢者に特有の疾患と鑑別スキル 1.高齢傷病者にみられやすい疾患・症状 第ⅩⅠ章 小児傷病者に対する救急管理スキル (境野高資) Action 1 小児救急医療体制 Action 2 発達による身体能力変化の理解 1.小児救急傷病者の特徴 2.小児救急傷病者の年齢と緊急度・重症度 Action 3 小児疾患と特徴 Action 4 小児観察スキル 1.総 論 2.各 論 Action 5 小児救急処置スキル Action 6 小児搬送スキル Action 7 医療的ケア児(Children with special health care need) Action 8 小児と虐待 第ⅩⅡ章 分娩管理スキル (中川朝美) Action 1 正常分娩経過と異常分娩の理解 1.分娩とは 2.妊娠期間で分けた出産 3.分娩所要時間 4.分娩の3要素とは 5.正常分娩とは 6.異常分娩とは 7.正常分娩の前徴と分娩開始の徴候 8.分娩経過 Action 2 分娩介助スキル 1.分娩介助前の対応・観察 2.分娩介助の判断 3.分娩の準備(物品も含む) 4.分娩介助スキル Action 3 分娩後の処置スキル 1.臍帯結紮・切断 2.胎盤の処置 3.子宮底の位置の確認と収縮状態の観察 4.母胎の観察項目 Action 4 新生児管理スキル 1.出生直後の評価と対処 2.新生児蘇生法 3.アプガースコア 4.保温方法 Action 5 急遂分娩(急速遂娩)の対応スキル 1.適 応 2.急遂分娩(急速遂娩)スキル Action 6 母体搬送スキル 第ⅩⅢ章 在宅医療スキル (塩津正己) Action 1 在宅医療と対象者の理解 1.在宅医療とは 2.在宅医療の現場の現状と救急活動の現状 3.在宅医療についての学びの場 Action 2 在宅酸素療法スキル 1.適応となる基礎疾患 2.在宅酸素療法時の観察項目 3.起こりえるトラブルへの対処法 Action 3 在宅人工呼吸療法スキル 1.適応となる基礎疾患 2.人工呼吸器使用時の観察項目 3.起こりえるトラブルへの対処法 Action 4 在宅経腸栄養療法スキル 1.適応となる基礎疾患 2.在宅経腸栄養療法時の観察項目 3.起こりえるトラブルへの対処法 Action 5 在宅中心静脈栄養療法スキル 1.適応となる基礎疾患 2.在宅中心静脈栄養療法時の観察項目 3.起こりえるトラブルへの対処法 Action 6 在宅オストミーケアスキル 1.適応となる基礎疾患 2.在宅オストミーケア時の観察項目 3.起こりえるトラブルへの対処法 Action 7 在宅透析ケアスキル 1.適応となる基礎疾患 2.在宅透析ケア時の観察項目 3.起こりえるトラブルへの対処法 4.シャント造設血管に対する注意事項 Action 8 認知症ケアスキル 1.認知症の症状 2.認知症の観察項目 3.間違われやすい疾患 4.起こりえるトラブルへの対処法 Action 9 搬送上の注意点と家族対応 1.搬送上の注意点 2.在宅医療管理を支える家族への対応 第ⅩⅣ章 自己成長を支える心理スキル (月ヶ瀬和利) Action 1 目標の捉え方 1.目標達成への道のりで大切な意識 2.目標遂行へ向けた重要なポイント Action 2 モチベーションと目的意識 1.モチベーションとは 2.目的を意識し,モチベーションへつなげる Action 3 技能習得のスキップ 第ⅩⅤ章 消防機関における実習スキル (竹内栄一) Action 1 消防機関における実習 Action 2 救急車同乗実習の目的 Action 3 救急車同乗実習要領 1.実習にあたり理解しておくべき基本事項 2.実習中(活動中)における留意事項 3.実習時の服装など Action 4 実習中の学習項目・内容 Action 5 救急出場時における学習要領 Action 6 実習レポートの提出 ■総監修 田中秀治 国士舘大学大学院救急システム研究科科長・教授 □医学監修 櫻井 勝 国士舘大学大学院救急システム研究科教授 □責任編集 (五十音順) 芦沢 猛 国士舘大学体育学部スポーツ医科学科准教授 髙橋宏幸 国士舘大学体育学部スポーツ医科学科准教授 竹内栄一 国士舘大学体育学部スポーツ医科学科准教授 張替喜世一 国士舘大学体育学部スポーツ医科学科教授 □執筆者 (執筆順) 髙橋宏幸 国士舘大学体育学部スポーツ医科学科准教授 坂梨秀地 国士舘大学大学院救急システム研究科助手 原 貴大 明治国際医療大学保健医療学部救急救命学科講師 芦沢 猛 国士舘大学体育学部スポーツ医科学科准教授 植田広樹 国士舘大学防災・救急救助総合研究所教授 白川 透 日本救急システム株式会社代表取締役・救急救命士 曽根悦子 国士舘大学防災・救急救助総合研究所講師 喜熨斗智也 国士舘大学体育学部スポーツ医科学科准教授 牧 亮 国士舘大学体育学部スポーツ医科学科教授 白石直哉 草加八潮消防局救急救命士 竹内栄一 国士舘大学体育学部スポーツ医科学科准教授 張替喜世一 国士舘大学体育学部スポーツ医科学科教授 津波猛憲 国士舘大学体育学部スポーツ医科学科講師 田中秀治 国士舘大学大学院救急システム研究科科長・教授 境野髙資 国士舘大学大学院救急システム研究科非常勤講師 中川朝美 帝京平成大学助産別科准教授 塩津正己 国士舘大学体育学部スポーツ医科学科非常勤講師 月ヶ瀬和利 株式会社 HUMAN ROOTS 代表取締役・救急救命士 □編集協力 (五十音順) 井上拓訓 国士舘大学大学院救急システム研究科助手 岩﨑高徳 国士舘大学体育学部スポーツ医科学科実習助手 坂口恭一 国士舘大学体育学部スポーツ医科学科実習助手 高橋政博 国士舘大学体育学部スポーツ医科学科実習助手 萩生田順正 国士舘大学体育学部スポーツ医科学科実習助手 三澤 聡 国士舘大学体育学部スポーツ医科学科実習助手 柳 聖美 明治国際医療大学保健医療学部救急救命学科助教 山口勝昌 (前)国士舘大学体育学部スポーツ医科学科実習助手
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「新訂第2版 救急処置スキルブック 下巻」
¥6,050
書籍画像が必要な方は, ①←の画像(大)クリック ②ポップアップした画像を何回かクリック (サイズ確認のため) ③欲しいサイズの画像の上で右クリック で入手できます(無料)。 ************************** □「上巻・下巻」 併せてご活用ください。 ************************** ■大好評の 「救急処置スキルブック」 を 「新訂第2版」 としてブラッシュアップしました。 ★高度化する知識・技術のスキルアップのための実用書! ★「JRC蘇生ガイドライン2020」 「JPTECガイドライン」などの最新版に準拠した最新の内容を収載しています。 ★病態を理解する知識,実施できる技術(スキル),適切な判断能力(スキル)の習得に最適です。 ★救急救命士をめざす学生や実際の現場で活躍している救急隊員・救急救命士の 「実習本の決定版」 として,スキルのみでなく,そのスキルに必要な解剖・生理を基本に,根拠となる医学的知識についてもわかりやすく解説しています。 ★「観察スキル」 から 「特定行為スキル」 まで写真やイラストを駆使し,複雑化するトレーニングに対応しています。 ☆学校教育における実習時のテキスト・サブテキストとしてぜひご活用ください。 ************************** 「新訂第2版 救急処置スキルブック 下巻」 ISBN978-4-908980-16-9 c3047 MainTitle:「救急処置スキルブック 下巻」 SubTitle1:「新訂第2版」 総監修 :田中秀治 医学監修:櫻井 勝 責任編集:秋濱裕之,喜熨斗智也,髙橋宏幸,竹内栄一 B5判/458頁 発行年月日:2022年02月25日(新訂第2版 第1刷刷) 価格(税込):6,050円 ■はじめに■ 1991年(平成3年)に救急救命士がわが国に誕生してから,すでに30年が経過した。過去に67,000人以上の救急救命士が誕生し,院外心肺停止傷病者の1か月生存率は目撃ありの心原性心停止で社会復帰率が17.3%を超えるようになった。また,2021年(令和3年)10月からは,救急救命士法改正に伴い救急救命士に病院内での処置が認められている。 救急救命士の救急救命処置をさらに高度化させるためには,病態を理解する知識,実施できる技術(スキル),現場での適切な判断能力(スキル)をもった救急救命士の養成が必須である。 しかし,病院前救急医療をめぐる社会的環境は30年前とは大きく変化してきた。119番通報時の口頭指導がより重要となり,“#7119”に代表される電話によるトリアージ,救急救命士のフィールドトリアージ,そして病院内におけるトリアージが行われている。また,病院前救急医療も医師によるラピッドカーやドクターカー,ドクターヘリなどが日常になり,119番通報から10分以内で現場到着をめざすなど多様化してきている。さらに災害時におけるDMATやトリアージの問題など大規模災害への対応,大規模イベントのマスギャザリング対応など,救急救命士として必須の知識もますます増えている。 今や救急救命士には法の理解,救急救命士としての技術や医学的な知識のみならず,人を診るための包括的な力,すなわちコミュニケーションスキルを基礎として,リスクマネージメントや安全管理,感染対策などが求められるようになってきている。 複雑化する環境や傷病者における問題を適切に解決するためには,高度なプレホスピタルケアができる医療人が必要とされている証左でもあり,救急救命士の役割はますます重要となる。 本書は年々高まる社会のニーズに基づき,ますます拡大される救急救命士のスキルトレーニングに対応すべく,「JRC蘇生ガイドライン2020」などに準拠して最新の知識にアップグレードした。本書が将来,国を支える救急救命士のための一助となることを切に希望する。 2022年1月 国士舘大学大学院救急システム研究科科長・教授 田中秀治 ■目 次■ Ⅰ 章 観察スキル (髙橋宏幸,坂梨秀地) 第 Ⅰ 章 救急救命士法と救急救命処置 (田中秀治) Action1 救急救命士の量的補充 Action2 救急救命処置範囲の限界 Action3 救急救命士法と救急処置範囲の拡大 Action4 救急救命士法(抄) Action5 救急救命士法の改正と活動範囲の拡大 Action6 特定行為についての指示要請 1.救急救命士と特定行為のあり方 2.特定行為の流れ 3.特定行為―用語の意義 4.特定行為通信要領―実施要領と現場活動の流れ 第 Ⅱ 章 除細動スキル (喜熨斗智也) Action1 除細動 1.電気的除細動とは 2.除細動の適応 3.包括的指示下での除細動 Action2 除細動スキル 1.使用資器材 2.心停止の確認 3.除細動実施前の注意点 4.除細動スキル(AEDモード) Action3 ハイパフォーマンスCPR―多機能型除細動器の特徴 1.機 能 2.ハイパフォーマンスCPRのために 第 Ⅲ 章 アドバンス気道確保スキル (秋濱裕之,喜熨斗智也) Action1 声門上気道デバイススキル① 喉頭周囲にカフを当てるタイプ 1.ラリンゲアルマスク(LM)スキル 2.アイジェルスキル Action2 声門上気道デバイススキル② 食道を閉鎖するタイプ 1.ラリンゲルチューブ(LT)スキル 2.スミウェイWB(WBチューブ)スキル 3.ツーウエイチューブ(コンビチューブ)スキル 第ⅠⅤ章 気管挿管スキル (秋濱裕之,喜熨斗智也) Action1 気管挿管 1.目 的 2.適応と適応外 3.気管挿管困難症への対応 4.呼気二酸化炭素モニター(ETCO2モニター)による確認 Action2 トラブルシューティング 1.合併症 Action3 気管挿管基本(準備)スキル 1.気管挿管実施のための基本(準備)スキル Action4 気管挿管スキル 1.気管内チューブ挿入後の確認 2.気管内チューブの固定 3.気管挿管後の人工呼吸管理 4.気管挿管スキル 5.気管吸引スキル 第 Ⅴ 章 静脈路確保スキル (秋濱裕之,喜熨斗智也) Action1 静脈路確保 1.目 的 2.適 応 3.効 果 4.合併症 5.留意事項 6.静脈穿刺後のトラブルシューティング 7.静脈路確保後の確認要領 Action2 静脈路確保と静脈穿刺 1.救急救命士が使用できる穿刺血管 2.静脈穿刺処置上の注意事項(禁忌含む) 3.静脈路確保に必要な資器材 Action3 静脈路確保スキル Action4 生体への静脈穿刺スキル 第ⅤⅠ章 薬剤投与スキル (秋濱裕之,徳永尊彦,田中秀治,喜熨斗智也) Action1 薬剤投与 1.目 的 2.対象者と適応 3.注意点 4.薬剤投与プロトコル Action2 薬剤投与スキル―アドレナリン投与(自己注射は除く) 1.目 的 2.対象者と適応 3.合併症 4.使用資器材 5.実施要領―アドレナリン投与スキル 6.実施要領―シリンジによる後押し要領スキル 7.実施要領―プラネクター操作要領スキル Action3 薬剤投与スキル―エピペン投与(自己注射用アドレナリン) 1.目 的 2.対象者と適応 3.使用方法(エピペントレーナーを使用の場合) 4.注意点 5.学校との協力関係 Action4 心肺機能停止前の薬剤投与に対する家族へのインフォームドコンセントスキル Action5 MC医師への的確な情報伝達と指示要請スキル Action6 心肺機能停止前の静脈路確保および輸液スキル 1.基本的な事項 2.対象者と適応 3.留意点 4.心肺機能停止前の静脈路確保および輸液プロトコル 5.クラッシュ(圧挫)症候群の病態 6.実施要領―クラッシュ症候群 7.実施要領―循環血液量減少性ショック Action7 血糖測定およびブドウ糖溶液投与スキル 1.基本的な事項 2.対象者と適応 3.注意点 4.留意点 5.血糖測定およびブドウ糖溶液投与プロトコル 6.実施要領―血糖測定スキル 7.測定値に変化を与える因子:重要 8.実施要領―ブドウ糖溶液投与スキル 9.実施要領―エア抜き要領スキル Future1 今後期待される救急救命処置 1.骨髄路確保スキル 2.胸腔穿刺スキル 3.重症喘息発作時の治療薬吸入スキル 4.体外式(経皮)ペーシングスキル Furer2 今後救急救命士に必要とされる輸液剤・薬剤 1.内服・舌下薬・吸入薬・座薬 2.静脈内投与薬 第ⅤⅡ章 特殊疾患対応スキル (田中秀治,坂梨秀地) Action1 中毒傷病者対応スキル 1.発生頻度 2.中毒の病態 3.観察の手順とポイン 4.処置のポイン Action2 胸腔内減圧スキル 1.胸腔内圧亢進の病態 2.観察の手順とポイント 3.処置のポイント Action3 熱傷(やけど)傷病者対応スキル 1.発生頻度 2.熱傷(やけど)の病態 3.観察の手順とポイント 4.処置のポイント Action4 熱中症傷病者対応スキル 1.発生頻度 2.熱中症の病態 3.観察の手順とポイント 4.重症度による分類 5.処置のポイント Action5 低体温症傷病者対応スキル 1.発生頻度 2.低体温症の病態 3.観察の手順とポイント 4.処置のポイント Action6 溺水傷病者対応スキル 1.発生頻度 2.溺水の病態 3.観察の手順とポイント 4.処置のポイント Action7 放射線事故傷病者対応スキル 1.発生頻度 2.放射線被ばくの病態 3.放射線への対応 4.観察・処置の手順とポイント Action8 化学損傷傷病者対応スキル 1.発生頻度1 2.化学損傷の病態 3.観察の手順とポイント 4.処置のポイント Action9 電撃傷傷病者対応スキル 1.発生頻度 2.電撃傷の病態 3.観察の手順とポイント 4.処置のポイント Action10 刺咬症(傷)傷病者対応スキル 1.刺咬傷の種類と病態 2.観察・処置の手順とポイント Action11 特別環境障害(高山病・減圧障害・凍傷)傷病者対応スキル 【1】高山病 1.発生頻度 2.高山病の病態 3.観察の手順とポイント 4.処置のポイント 【2】減圧障害 1.減圧障害の病態 2.観察の手順とポイント 3.処置のポイント 【3】凍傷 1.凍傷の病態 2.観察の手順とポイント 3.処置のポイント 第ⅤⅢ章 多発外傷管理スキル (関根和弘,津波古 憲) Action1 外傷現場活動の理解 Action2 外傷現場活動の手順 1.状況評価スキル 2.初期評価スキル 3.全身観察スキル 4.救急車内の活動スキル 5.車外救出スキル 6.応急処置スキル 7.搬送上の注意と医療機関との連携スキル 第ⅠⅩ章 多数傷病者管理スキル (関根和弘,山藤伸雄) Action1 集団災害の定義 1.災害の種別 Action2 救急医療と集団災害の違い 1.CSCA 2.TTT Action3 現場救護所の設置 Action4 DMAT 第 Ⅹ 章 リスクマネージメントと安全管理スキル (西園与之,月ヶ瀬和利) Action1 安全管理とは Action2 救急隊におけるリスクマネージメント 1.覚知・出場時のリスクマネージメント 2.傷病者対応スキル 3.搬送・搬入スキル 4.医療機関引き継ぎスキル Action3 救急隊員のストレスマネージメント 1.ストレスとは 2.救急隊員のストレス Action4 救急隊員のセルフケアスキル 1.ストレスの知識をもつ 2.ストレスの認識(気づき,早期発見) 3.問題解決法 Action5 救急隊員の生涯教育スキル 1.救急救命士資格 2.生涯教育スキル 3.現場教育スキル 第ⅩⅠ章 コミュニケーションスキル (吉川文隆,月ヶ瀬和利) Action1 コミュニケーションの基本方法と評価 1.コミュニケーションの定義 2.コミュニケーションの種類 3.コミュニケーションの阻害因子 4.コミュニケーション対応上の注意点 5.コミュニケーションツール Action2 傷病者とのコミュニケーションスキル Action3 傷病者の家族とのコミュニケーションスキル Action4 医師・看護師とのコミュニケーションスキル Action5 同僚とのコミュニケーションスキル Action6 精神疾患傷病者とのコミュニケーションスキル Action7 小児傷病者とのコミュニケーションスキル Action8 高齢傷病者とのコミュニケーションスキル Action9 妊産婦とのコミュニケーションスキル Action10 特殊な傷病者とのコミュニケーションスキル 第ⅩⅡ章 感染管理スキル (夏目美樹) Action1 標準予防策と感染伝播の予防 1.標準予防策とは Action2 救急活動で理解しておきたい感染症 1.結 核 2.肝 炎 3.後天性免疫不全症候群(Acquired Immune Deficiency Syndrome:AIDS) 4.薬剤耐性感染症 5.インフルエンザ 6.新型コロナウイルス感染症(COVID-19) Action3 救急隊の感染管理スキル 1.標準予防策 2.感染性医療廃棄物の取り扱い Action4 救急活動に必要な消毒と滅菌スキル 1.消毒と滅菌 Action5 現場における針刺し事故と対応スキル 1.針刺し事故対策 2.針刺し事故への対応 第ⅩⅢ章 病院内での実習スキル (塩津正己,北原 学) Action1 病院愛実習に挑む心得 1.病院内実習(臨地実習)指導体制の現場 2.実習生として学ぶ姿勢 Action2 ERでの診療の流れ 1.初療室やERでの診療の流れ 2.診察および治療処置の流れ Action3 体験型実習を成功させる 1.救急医療の最前線で学ぶ意義 2.初療室やERにおける学び 3.ICUにおける学び Action4 医療安全対策 1.医療安全の概念 2.医療事故の種類と報告体制 3.患者の安全・安心 4.医薬品の取り扱い 5.医療機関内での医療廃棄物 Action5 病院内実習におけるコミュニケーションスキル 1.コミュニケーション能力の養成とチーム医療 2.実習担当医師に対するコミュニケーション 3.実習担当看護師に対するコミュニケーション 4.患者に対するコミュニケーション1 5.実習生同士のコミュニケーション 6.他職種間のフィードバック Action6 死と向きあう ■総監修 田中秀治 国士舘大学大学院救急システム研究科科長・教授 櫻井 勝 国士舘大学大学院救急システム研究科教授 ■責任編集(五十音順) 秋濱裕之 明治国際医療大学保健医療学部救急救命学科教授教 喜熨斗智也 国士舘大学体育学部スポーツ医科学科准教授 髙橋宏幸 国士舘大学体育学部スポーツ医科学科准教授 竹内栄一 国士舘大学体育学部スポーツ医科学科准教授 ■執筆者 (執筆順) 田中秀治 国士舘大学大学院救急システム研究科科長・教授 喜熨斗智也 国士舘大学体育学部スポーツ医科学科准教授 秋濱裕之 明治国際医療大学保健医療学部救急救命学科教授 徳永尊彦 一般財団法人救急振興財団救急救命東京研修所教授 坂梨秀地 国士舘大学大学院救急システム研究科助手 関根和弘 京都橘大学健康科学部救急救命学科教授 津波古 憲 国士舘大学体育学部スポーツ医科学科講師 山藤伸雄 国士舘大学大学院救急システム研究科助手 西園与之 帝京大学福岡医療技術学部医療技術学科准教授 月ヶ瀬和利 株式会社HUMAN ROOTS代表取締役・救急救命士 吉川文隆 国士舘大学防災・救急救助総合研究所 夏目美樹 愛知淑徳大学健康医療科学部スポーツ・健康医科学科准教授 塩津正己 国士舘大学体育学部スポーツ医科学科非常勤講師 北原 学 国立国際医療研究センター病院救命救急センター・救急科 ■編集協力 (五十音順) 井上拓訓 国士舘大学大学院救急システム研究科助手 岩﨑高徳 国士舘大学体育学部スポーツ医科学科実習助手 坂口恭一 国士舘大学体育学部スポーツ医科学科実習助手 高橋政博 国士舘大学体育学部スポーツ医科学科実習助手 沼田浩人 国士舘大学体育学部スポーツ医科学科教務助手 萩生田順正 国士舘大学体育学部スポーツ医科学科実習助手 三澤 聡 国士舘大学体育学部スポーツ医科学科実習助手 柳 聖美 明治国際医療大学保健医療学部救急救命学科助教 山口勝昌 国士舘大学体育学部スポーツ医科学科実習助手
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「緊急事態対応マニュアル」
¥1,045
■書籍画像が必要な方は, ①←の画像(大)クリック ②ポップアップした画像を何回かクリック (サイズ確認のため) ③欲しいサイズの画像の上で右クリック で入手できます(無料)。 ************************** ■書籍名: 「緊急事態対応マニュアル」 ■収載概要: 本書は,目の前で人が倒れ心臓や呼吸が停止してしまったような緊急事態,病気で容態が急変したり大きなけがや大量の出血をしている場合,さらには大災害発生時にも,慌てることなく倒れている人や助けを求めている人に適切かつ迅速な行動がとれるように,それぞれの対処法をわかりやすく解説しています。 適切な知識や手技を身につけ,人を守り,自分を守るための安心の1冊です。 持ち歩き可能なポケットサイズで,オフィスに1冊,ご家庭に1冊,個人に1冊,ぜひ常備・携帯してほしい緊急時のマニュアルです。 本書 Part1 で紹介している 「レスキューガイド」 とともにご活用ください。 → NISSHA (レスキューガイド) → https://www.nissha.com/products/rescue.html ************************** 「緊急事態対応マニュアル」 ISBN978-4-908980-04-6 C3047 MainTitle:「緊急事態対応マニュアル」 SubTitle1:「人を守り,自分を守る」 監 修:森脇 龍太郎 編 集:川岸 久太郎 編 集:増茂 誠二 ポケット判/144頁 (オールカラー) 発行年月日:2019年04月11日(初版第1刷) 価格(税込):1,026円 ■はじめに■ もし,みなさんの目の前で交通事故が発生したり,人が倒れて意識がなかったら,まず何をしますか……。いきなり駆け寄りますか? 救急車を要請しますか? それとも,その場に立ちすくみ,身動きができなくなってしまいますか? 本書は,目の前で人が倒れ,心臓や呼吸が停止してしまったような緊急事態や,病気で容態が急変したり,大きなけがや大量の出血をしている場合の対処法についてわかりやすく解説しました。 また,大地震などの災害が発生したときなどは,すぐに人を助ける行動に移れるために適切な知識や手技が必要になります。さらに,災害時に避難所生活を余儀なくされた場合は,避難所内での急性疾患や突然の分娩などもあり得ることなどから,本書は救急医や専門家の指導のもと,子どもから高齢者まですべての人にわかりやすい内容を心がけました。 自分自身を含む大切な家族を守り,住民同士が互いに 「思いやりと慈しむ心(共助の心)」 をもつ社会をつくり,誰もが自信と勇気をもって,倒れている人や助けを求めている人に手を差し伸べられるように,本書をご活用いただければ幸いです。 平成31年3月 責任編集:増茂 誠二 ■目 次■ Part1 人が倒れていたら―一次救命処置 1 Ⅰ 突然死を防ぐために 1 1.心臓の異常による突然死 2 2.脳の異常による突然死 3 Ⅱ 応急手当と救命処置 4 Ⅲ 一次救命処置(BLS)とは 5 1.実際の手技―心肺蘇生法 6 2.AEDの使用方法 15 Ⅳ 窒息時の異物除去法 20 Ⅴ 出血時の対処法 (止血法) 22 Ⅵ 人を守り,自分を守る 23 1.レスキューガイド の活用 23 2.心肺蘇生法の重要性 24 3.レスキューガイドを用いた心肺蘇生法 26 4.レスキューガイドの防犯・防災ブザー機能 29 Part2 命にかかわる主要症状への対処法 31 Ⅰ 頭 痛 31 Ⅱ 胸 痛 32 1.見逃したら危険! 心臓の病気 32 2.胸痛を伴う緊急性が高い病気 37 Ⅲ けいれん 39 Ⅳ 熱中症 41 1.熱中症を引き起こす要因 42 2.熱中症の症状と危険度 46 3.熱中症にならないための予防法 48 4.熱中症かなと思ったら 53 Ⅴ 精神科救急 56 1.大声を出したり,ひどく暴れたりしているとき 56 2.ひどく落ち込んだり,悲観的な言動がみられるとき 57 3.自殺企図がみられるとき 59 Part3 事故・けがへの対処法 63 Ⅰ 状況評価(傷病者に近づく前~近づきながら実施すること) 64 Ⅱ 傷病者評価(傷病者に対して実施すること) 65 Ⅲ 応急手当 71 1.RICEで復活! 71 2.RICEで対処できるけが 78 3.骨折の対処法 79 4.切断指趾の対処法 79 5.急激な腰痛の対処法 80 6.誤飲の対処法 81 7.交通事故や高所からの転落事故の対処法 82 8.熱傷(やけど)の対処法 82 Part4 歯科・口腔領域における緊急性疾患の対処法 86 Ⅰ 歯の外傷 86 1.歯の破損 86 2.歯の脱臼 87 Ⅱ 歯の周囲組織,顎骨の損傷(骨折を含む) 89 1.口唇,歯肉などの裂創 90 2.歯槽骨骨折 91 3.顎の骨の骨折 92 4.その他(異物刺入事故) 93 Ⅲ 顎関節脱臼 95 Ⅳ 脱落歯,人工歯冠,義歯などの誤飲 96 Part5 災害発生時(大型地震)の対処法 100 Ⅰ 在宅中に突然地震が発生したときの対応 101 Ⅱ 揺れが収まったらすぐに行うこと 102 Ⅲ 外に出た後の対応(地震発生10分~半日後) 104 Ⅳ 災害時の避難所での医学的な注意事項 105 1.暑い時期に起こりやすい症状 106 2.寒い時期に起こりやすい症状 112 3.避難所生活で起こりやすい症状 119 Ⅴ 災害時の避難所での分娩への対処法 121 1.妊産婦の心理・社会的側面の理解と援助・支援 121 2.災害現場・避難所内でのお産への対処法 125 ■執筆者(五十音順) 国際医療福祉専門学校副校長・救急救命学科長・救急救命士 →石塚 光宣 学校法人阿弥陀寺教育学園理事長・国際医療福祉専門学校学校長 →宇野 弘之 市原市消防局警防救急課長補佐・救急救命士 →大園 雄一 国際医療福祉大学医学部准教授・医学博士 →川岸 久太郎 国際医療福祉専門学校救急救命学科主任・救急救命士 →鈴木 久嗣 さくら総合発達支援センターホープ管理者・国際医療福祉専門学校非常勤講師・看護師 →塚本 淳智 公益財団法人市原市体育協会副理事長 →常澄 忠男 獨協医科大学看護学部助産学専攻科准教授・国際医療福祉専門学校非常勤講師・助産師・看護師・救急救命学修士 →中川 朝美 なかむら医院院長・医学博士 →中村 眞人 市川市消防局南消防署行徳出張所長・救急救命学修士 →林 智貴 国際医療福祉専門学校理学療法学科長・一般社団法人千葉県理学療法士会理事・理学療法士 →藤川 孝彦 一般社団法人全国救急救命士教育施設協議会理事・国際医療福祉専門学校特別顧問・救急救命学修士 →増茂 誠二 アール歯科クリニック院長・医学博士 →馬橋 敏紀 帝京大学ちば総合医療センター救命救急センター長・教授・医学博士 →森脇 龍太郎 ■制作協力 阿弥陀寺副住職 →宇野 弘宣 鎗田興業株式会社代表取締役社長 →鎗田 重男 有限会社京葉ジェット代表取締役社長 →赤坂 祝男 有限会社スペック自動ドア代表取締役社長 →八巻 勉 国士舘大学アメリカンフットボール部総監督 →石川 雄一 辰巳ヶ丘町会長 →濱中 弘光 増茂後援会婦人部長 →佐藤 カツミ 高滝救友会 →宮原 誠一 →青木 良光 →篠宮 秋吉 →奈良輪 雄彦 →平田 稔 →渡辺 進 →東平 照 →小宮 仁 →森宮 隆雄 →戸谷 吉一 →林 司郎 →島野 直正 →鈴木 恒雄 →嶋野 完行 →遠山 一雄 →齋藤 末雄 →鈴木 嘉一 →平田 保子 →東平 芳江 →鈴木 かおり →佐久間 浩一 →門脇 隆夫
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「2024年版 A・B 問題編 救急救命士国試問題・解説集 」
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2020年 (令和2年) に大幅に改訂された『改訂第10版救急救命士標準テキスト』(へるす出版) は,分野の記載順序が前版から大幅に改変され,記述内容は前版までのような冗長さがなくなり要領を得たものになった。 一方,2015年 (平成27年) に刊行後,毎年のように出版される 「救急救命士国家試験出題基準」 (日本救急医療財団) だが,「救急救命士国家試験のあり方等検討会」 での検討内容の概要が巻末に示されているのみで,委員長等による序文はない。このような著作物は,巻頭に編集方針やその改訂にあたっての序文や編集方針についての具体的内容を提示する必要があると思うが,次期の改訂に期待したいと思う。 本シリーズは,第36回救急救命士国家試験から出題問題についての詳細な解説を毎年継続して行ってきた。それぞれ5年分ずつの国試問題 (A・B問題編:全750問,C・D問題編:全250問) について受験生の目線で具体的に解説することを重視するとともに,必要と考えれば学習者の理解を深めるために著者が作成した図表を添付している。 各分野の初めに最近の国家試験の《出題傾向と対策》を載せた。受験生は本書から国試の出題傾向をつかみ,対策を念頭に学習するとよいと思う。 国家試験での各設問は,以前は標準テキストの記載項目の順序に沿っていたが,最近の国試では分野ごとにまとまってはいるが,出題の順序に規則性はない。 解説は,正答を得るに至る思考のプロセスを示しているだけでなく,説明の根拠となる標準テキスト内の該当頁や図表を 「(p.○○)」 で示している。学習者は,ぜひこの該当箇所を参照して学習の要点をつかんでほしい。頻回に出題されるテ-マには 「頻出」,重要な概念を含む出題には 「重要」,基本的知識には 「基本」,B問題には 「必修」 と付記している。 これまでも各版の《序文》ではさまざまな切り口で国試問題の内容を解析し,その結果に基づく表を添付し私見を述べてきた。今回は,国試受験者と合格者がともに2,000名を超えた第30回からの受験者数と合格率の推移をグラフ (⑥頁参照) にしてみた。昨年の第45回から出題が基本的な問題が以前に比べて多くなり,そのためか,合格率は90%を超えている。国試出題委員会の方針の転換があったのかもしれない。 例年どおり,執筆は標準テキストの前半部分に該当する設問および必修問題を菊川が,後半部分 (第Ⅲ編 第3章以降) に該当する設問を小関が執筆担当した。 今夏には本書の姉妹版『国試問題・解説集』(C・D問題編)が出版される予定である。 本シリーズが,国試受験者だけでなく,また専任教官が行う国試対策授業だけでなく,“標準テキストの補完”に役立てていただけるならば幸いである。 2023年6月 編著者 小関 一英 ■目 次■ 【第Ⅰ編 基礎分野】 第1章 社会と医療 【設問 1… 】 2.科学的思考の基礎 2 【設問 2~ 】 3.生命倫理と医の倫理 2 第2章 健康と社会保障 【設問 8~ 】 1.保健医療制度の仕組みと現状 6 【設問 24~ 】 2.社会保障と社会福祉 10 【第Ⅱ編 専門基礎分野】 第1章 人体の構造と機能 【設問 35~ 】 1.人体を構成する要素 14 【設問 40~ 】 2.体表からみる人体の構造 15 【設問 50~ 】 3.神経系 17 【設問 58~ 】 4.感覚系 19 【設問 61~ 】 5.呼吸系 20 【設問 69~ 】 6.循環系 22 【設問 76~ 】 7.消化系 24 【設問 81~ 】 8.泌尿系 25 【設問 84… 】 9.生殖系 26 【設問 85~ 】10.内分泌系 26 【設問 87… 】11.血液・免疫系 27 【設問 88~ 】12.筋・骨格系 27 【設問 92… 】13.皮膚系 28 【設問 93~ 】14.生命の維持 29 第2章 疾患の成り立ちと回復の過程 【設問 100~ 】 1.疾 患 32 【設問 107~ 】 2.細胞傷害 33 【設問 109~ 】 3.炎 症 34 【設問 111~ 】 4.感 染 35 【設問 117~ 】 5.循環障害 36 【設問 120~ 】 7.損傷と治癒 37 【設問 122~ 】 8.死 38 第3章 薬物と検査の基礎知識 【設問 128… 】 1.医薬品の基礎 42 【設問 129~ 】 2.重要な医薬品 42 【設問 133~ 】 3.検 査 43 【第Ⅲ編 専門分野】 第1章 病院前医療概論 【設問 137~ 】 1.救急医療体制 46 【設問 150~ 】 2.災害医療体制 49 【設問 157~ 】 3.救急活動の流れ 51 【設問 164~ 】 4.救急活動時のコミュニケーション 52 【設問 166~ 】 5.救急救命士に関連する法令 53 【設問 174… 】 6.救急救命士の生涯教育 55 【設問 175~ 】 7.安全管理と事故対応 55 【設問 178~ 】 8.感染対策 56 【設問 185~ 】 9.ストレスに対するマネジメント 58 第2章 救急救命処置概論 【設問 189~ 】 1.観察総論 62 【設問 192~ 】 2.全身状態の観察 63 【設問 207~ 】 3.局所の観察 66 【設問 215~ 】 4.神経所見の観察 68 【設問 220~ 】 5.緊急度・重症度判断 70 【設問 226~ 】 6.資器材による観察 71 【設問 263~ 】 7.救急救命士が行う処置 80 【設問 305~ 】 8.救急蘇生法 91 【設問 314~ 】 9.在宅療法継続中の傷病者の処置 93 【設問 317~ 】10.傷病者搬送 94 第3章 救急病態生理学 【設問 322~ 】 1.呼吸不全 98 【設問 331~ 】 2.心不全 100 【設問 340~ 】 3.ショック 102 【設問 353~ 】 4.重症脳障害 105 【設問 363~ 】 5.心肺停止 108 第4章 救急症候学 【設問 376~ 】 1.意識障害 114 【設問 390~ 】 2.頭 痛 117 【設問 398~ 】 3.痙 攣 119 【設問 403~ 】 4.運動麻痺 120 【設問 410~ 】 5.めまい 122 【設問 416~ 】 6.呼吸困難 124 【設問 422~ 】 7.喀 血 125 【設問 424~ 】 8.一過性意識消失と失神 126 【設問 431~ 】 9.胸 痛 127 【設問 440~ 】10.動 悸 130 【設問 445~ 】11.腹 痛 131 【設問 453~ 】12.吐血・下血 133 【設問 458~ 】13.腰痛・背部痛 134 【設問 461~ 】14.体温上昇 135 第5章 疾病救急医学 【設問 466~ 】 1.神経系疾患 138 【設問 478~ 】 2.呼吸系疾患 141 【設問 490~ 】 3.循環系疾患 144 【設問 510~ 】 4.消化系疾患 149 【設問 523~ 】 5.泌尿・生殖系疾患 152 【設問 529~ 】 6.代謝・内分泌・栄養系疾患 153 【設問 541~ 】 7.血液・免疫系疾患 156 【設問 550~ 】 8.筋・骨格系疾患 159 【設問 557~ 】 9.皮膚系疾患 160 【設問 559… 】10.眼・耳・鼻の疾患 161 【設問 560~ 】11.感染症 161 【設問 569~ 】12.小児に特有な疾患 164 【設問 589~ 】13.高齢者に特有な疾患 169 【設問 597~ 】14.妊娠・分娩と救急疾患 171 【設問 606~ 】15.精神障害 173 第6章 外傷救急医学 【設問 615~ 】 1.疫学と外傷システム 178 【設問 620~ 】 2.受傷機転 179 【設問 632~ 】 3.外傷の病態生理 182 【設問 641~ 】 4.外傷の現場活動 184 【設問 649~ 】 5.頭部外傷 186 【設問 656~ 】 6.顔面・頸部外傷 188 【設問 658~ 】 7.脊椎・脊髄外傷 189 【設問 662~ 】 8.胸部外傷 190 【設問 667~ 】 9.腹部外傷 191 【設問 671~ 】10.骨盤外傷 192 【設問 678~ 】11.四肢外傷 194 【設問 682~ 】12.小児・高齢者・妊婦の外傷 195 【設問 691~ 】13.熱 傷 197 【設問 704~ 】14.化学損傷 200 【設問 709… 】16.縊頸・絞頸 201 【設問 710~ 】17.刺咬症(傷) 202 第7章 急性中毒学 【設問 713~ 】 1.中毒総論 204 【設問 718~ 】 2.中毒各論 205 第8章 環境障害 【設問 726~ 】 3.異 物 210 【設問 729~ 】 4.溺 水 211 【設問 732~ 】 5.熱中症 212 【設問 738… 】 6.偶発性低体温症 213 【設問 739~ 】 7.放射線障害 214 【設問 746~ 】 8.その他の環境障害 215 ―資料の部― (217~232) 付録 [設問参照図表・写真] ―正答・解説の部― (233~617) ※設問の部に準じた章・項目のためここでは省略 ( → 「正答」 と 「詳細な解説」 ) ■編著:小関 一英 (前)帝京平成大学健康メディカル学部医療科学科教授 (元)川口市立医療センター救命救急センター長 救急科専門医・指導医,医学博士 ■著:菊川 忠臣 帝京大学医療技術学部スポーツ医療学科助教 救急救命士,健康科学博士
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「2024年版 C・D 問題編 救急救命士国試問題・解説集」
¥3,850
************************** ■書籍画像が必要な方は, ①←の画像(大)クリック ②ポップアップした画像を何回かクリック (サイズ確認のため) ③欲しいサイズの画像の上で右クリック で入手できます(無料)。 ■書籍画像とともに表示されるサンプルページ(↑画像)は, 公式ホームページにおいて提供している「pdf」 ファイルで, より鮮明にご覧いただけます。 ************************** ■書籍名(正式): 「2024年版 救急救命士国家試験対策 出題分野別 国試問題・解説集 C・D 問題編」 ■収載概要: ★過去問を6の分野に分類! これにより,弱点を克服したい分野・項目を重点的に学習できます。 ★「42回~46回」 の国家試験問題のC・D問題(全250問・5年分)について正答への考え方をわかりやすく解説! ★国家試験出題基準/国家試験出題順序に沿って分野別に配列し,改訂第10版救急救命士標準テキストに準拠したわかりやすい構成! ★出題傾向がよくわかり,この1冊でC・D問題は完全マスター! ************************** 「2024年版 救急救命士国家試験対策 出題分野別 国試問題・解説集 C・D 問題編」 ISBN978-4-908980-20-6 C3047 MainTitle:「国試問題・解説集」 SubTitle1:「2024年版 救急救命士国家試験対策」 SubTitle2:「出題分野別」 SubTitle3:「C・D 問題編」 編 著:小関 一英 著:菊川 忠臣 B5判/372頁 発行年月日:2023年09月11日(初版第1刷) 刊行 価格(税込):3,850円 ■序文にかえて■ 第46回救急救命士国家試験の状況設定問題(C・D問題)を解説していると,以前に比べ,明らかに平易になっていることを感じる。国家試験問題作成委員会の方針であろうか。事実,最近の国家試験合格率は90%を超えている。 本書のような試験問題解説書は,ただ単に各設問を「部分的・対症的」に解説したのでは著者としては面白くない。本シリーズは受験生にとって効率的に学習効果をあげ,教員の指導の際に参考にしていただく目的で,1つの設問から派生する関連知識を「総合的・根治的」に述べることを解説の基本方針にしてきた。 標準テキストにはよくまとめられた表もあるが,「ここに理解を助ける模式図や表があれば……」と感じさせる箇所も少なくない。 そこで,受験生が標準テキストに記載の内容を包括的に理解できるように,テキスト本文の記述に沿って内容を要約し,表としてまとめたり模式図にしたりしている。また,今回は前版の記述様式を見直し,解説内容を大幅に書き改めている。『C・D問題編』は,例年,症候学を中心に分類してきたが,今回は疾病救急(器官系)を中心に分類した。 さて,本シリーズの序文では毎年,統計を加えながらさまざまな視点で国試問題についての私見を交えて記述してきた。今回は最近5年間のC・D問題(全250問)を解析して,その結果から出題傾向と対策を序文に代えて述べることにした。 (中略) 受験者は実習等でこれらの救急救命処置の実技については精通していると思われるが,状況設定問題を通して実際の救急現場で要求される優先度や緊急度判断を学んでおくべきであろう。 補:『C・D問題編』は,例年,症候学を中心に分類してきたが,今回は疾病救急(器官系)を中心に分類・解説していることを付記する。 2023年7月 小関一英 ■目 次■ ―設問の部― 第Ⅰ章 疾病救急 【設問 1~ 】神経系 2 【設問 23~ 】呼吸系 13 【設問 39~ 】循環系 21 【設問 68~ 】消化系 35 【設問 78~ 】泌尿・生殖系 40 【設問 85~ 】内分泌系 44 【設問 91~ 】血液・免疫系 47 【設問 98… 】感覚器 50 【設問 99~ 】感染症 51 【設問 106~ 】小児特有疾患 54 【設問 112~ 】高齢者特有疾患 57 【設問 117~ 】異常妊娠 60 【設問 120~ 】異常分娩 61 【設問 123~ 】精神障害 63 【設問 128~ 】疾患不明 65 【設問 130~ 】心肺停止 66 第Ⅱ章 在宅医療 【設問 143~ 】在宅酸素療法 74 【設問 146… 】多数傷病者対応 75 【設問 147~ 】気管瘻 76 【設問 149… 】経管栄養 77 【設問 150… 】膀胱カテーテル 77 第Ⅲ章 災害医療 【設問 151~ 】多数傷病者対応 80 【設問 153~ 】トリアージ 81 【設問 155~ 】特殊災害CBRNE 82 第Ⅳ章 外 傷 【設問 157~ 】頭部外傷 84 【設問 167~ 】脊椎・脊髄外傷 89 【設問 176~ 】胸部外傷 94 【設問 188~ 】腹部外傷 100 【設問 197~ 】骨盤外傷 104 【設問 202~ 】四肢外傷 107 【設問 218~ 】熱 傷 115 【設問 220… 】電撃傷 116 【設問 221… 】縊頸・絞頸 116 第Ⅴ章 中 毒 【設問 222… 】農 薬 118 【設問 223… 】工業用品 118 【設問 224~ 】ガス中毒 119 第Ⅵ章 環境障害 【設問 227~ 】気道異物 122 【設問 236~ 】溺 水 126 【設問 238~ 】熱中症 127 【設問 246~ 】偶発性低体温症 131 【設問 249~ 】放射線障害 133 付 録 【設問・解説参照図表・写真】 137~ ―正答・解説の部― 153~ ※設問の部に準じた章・項目のためここでは省略 ( → 「正答」 と 「詳細な解説」 ) 便 覧 【正答・point早見表】338 【分野項目別早見表】343 【年度別早見表】348 ■編著:小関 一英 (前)帝京平成大学健康メディカル学部医療科学科教授 (元)川口市立医療センター救命救急センター長 救急科専門医・指導医,医学博士 ■著 :菊川 忠臣 帝京大学医療技術学部スポーツ医療学科講師 救急救命士,健康科学博士
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「2023年版 A・B 問題編 救急救命士国試問題・解説集」
¥5,060
************************** ■書籍画像が必要な方は, ①←の画像(大)クリック ②ポップアップした画像を何回かクリック (サイズ確認のため) ③欲しいサイズの画像の上で右クリック で入手できます(無料)。 ■書籍画像とともに表示されるサンプルページ(↑画像)は, 公式ホームページにおいて提供している「pdf」 ファイルで, より鮮明にご覧いただけます。 ************************** ■小社公式ページにて,本書での学習をサポートする ①「正答早見表.pdf」 (国試過去問習熟度チェックシート付) ・復習時,解いた設問の正答だけを「即」確認したいとき ②「解説頁(年度別設問順)早見表.pdf」 ・出題年度の設問番号から解説頁を探したいとき を掲載しています。 ダウンロード(無料)して,ご活用ください。 ************************** ■書籍名(正式): 「2023年版 救急救命士国家試験対策 出題分野別 国試問題・解説集 A・B 問題編」 ■救急救命士標準テキスト第10版準拠 ■収載概要: ★過去問を13の分野・106の大項目に分類! これにより,弱点を克服したい分野・項目を重点的に学習できます。 ★「41回~45回」 の国家試験問題のA・B問題(全750問・5年分)について正答への考え方をわかりやすく解説! ★国家試験出題基準/国家試験出題順序に沿って分野別に配列し,改訂第9版救急救命士標準テキストに準拠したわかりやすい構成! ★出題傾向がよくわかり,この1冊でA・B問題は完全マスター! ************************** 「2023年版 救急救命士国家試験対策 出題分野別 国試問題・解説集 A・B 問題編」 ISBN978-4-908980-17-6 C3047 MainTitle:「国試問題・解説集」 SubTitle1:「2023年版 救急救命士国家試験対策」 SubTitle2:「出題分野別」 SubTitle3:「A・B 問題編」 編 著:小関 一英 著:菊川 忠臣 B5判/624頁 発行年月日:2022年06月24日(初版第1刷) 刊行 価格(税込):5,060円 ■序 文■ 2020 (令和2年) 年に大幅に改訂された『改訂第10版救急救命士標準テキスト』(へるす出版) は,前版までのような冗長さや重複がなくなりコンパクトになった。 毎年のように出版される『救急救命士国家試験出題基準』には大幅な改訂はなく,本来,国試は出題基準に基づき出題されるはずなのだが,必ずしも基準が遵守されているわけではなさそうである。 また,国家試験での各設問は,以前は標準テキストの記載項目の順序に沿っていたが,最近の国試では分野ごとにまとまってはいるが,出題の順序に規則性はない。 本書では学習者の便を考慮して第10版の章・項目に沿って最近5年間の国家試験問題を詳細に分類整理してある。解説は正答を得るに至る思考のプロセスを示しているだけでなく,説明の根拠となるテキスト内の該当頁や図表を 「(p.○○)」 で示している。学習者はぜひこの該当箇所を参照して学習の要点をつかんでほしい。 解説にあたって,標準テキストの記述だけでは理解に不十分であろうと考える概念については,テキスト内容に基づいて,箇条書きや表にまとめるようにした。解説のポイントを 「解説の要点」 としてひと言で表した。また,頻回に出題されるテ-マには 「頻出」,重要な概念を含む出題には 「重要」,基本的知識には 「基本」,B問題には 「必修」 と付記している。各分野の初めに最近の国家試験の《出題傾向と対策》を載せた。受験生は本書から国試の出題傾向をつかみ,対策を念頭に学習するとよいと思う。 執筆は標準テキストの前半部分(「第Ⅲ編第2章」 まで) に該当する設問および必修問題を菊川が,後半部分 (「第Ⅲ編第3章」 以降) に該当する設問を小関が担当した。 今夏には本書の姉妹版『C・D問題・解説集』が出版される予定である。本シリーズは受験予定者の自習だけでなく,指導教官には授業の補充や模擬試験問題の作成の際に参考にしていただきたいと思っている。救急現場で活躍する救急救命士の養成に役立てていただけると幸いである。 令和4年6月 編著者 小関 一英 ■目 次■ ―設問の部― 【第Ⅰ編 基礎分野】 第1章 社会と医療 【設問 1… 】 2.科学的思考の基礎 2 【設問 2~ 】 3.生命倫理と医の倫理 2 第2章 健康と社会保障 【設問 8~ 】 1.保健医療制度の仕組みと現状 6 【設問 23~ 】 2.社会保障と社会福祉 9 【第Ⅱ編 専門基礎分野】 第1章 人体の構造と機能 【設問 35~ 】 1.人体を構成する要素 14 【設問 42~ 】 2.体表からみる人体の構造 15 【設問 50~ 】 3.神経系 17 【設問 59~ 】 4.感覚系 20 【設問 63~ 】 5.呼吸系 21 【設問 71~ 】 6.循環系 23 【設問 77~ 】 7.消化系 24 【設問 82~ 】 8.泌尿系 25 【設問 85… 】 9.生殖系 26 【設問 86~ 】10.内分泌系 27 【設問 88… 】11.血液・免疫系 27 【設問 89~ 】12.筋・骨格系 28 【設問 92… 】13.皮膚系 29 【設問 93~ 】14.生命の維持 29 第2章 疾患の成り立ちと回復の過程 【設問 99~ 】 1.疾 患 32 【設問 106~ 】 2.細胞傷害 33 【設問 108~ 】 3.炎 症 34 【設問 110~ 】 4.感 染 35 【設問 116~ 】 5.循環障害 36 【設問 118… 】 7.損傷と治癒 37 【設問 119~ 】 8.死 37 第3章 薬物と検査の基礎知識 【設問 126… 】 1.医薬品の基礎 42 【設問 127~ 】 2.重要な医薬品 42 【設問 131~ 】 3.検 査 43 【第Ⅲ編 専門分野】 第1章 病院前医療概論 【設問 135~ 】 1.救急医療体制 46 【設問 147~ 】 2.災害医療体制 49 【設問 153~ 】 3.救急活動の流れ 50 【設問 161~ 】 4.救急活動時のコミュニケーション 52 【設問 163~ 】 5.救急救命士に関連する法令 53 【設問 168… 】 6.救急救命士の生涯教育 54 【設問 169~ 】 7.安全管理と事故対応 54 【設問 174~ 】 8.感染対策 56 【設問 180~ 】 9.ストレスに対するマネジメント 57 第2章 救急救命処置概論 【設問 184~ 】 1.観察総論 60 【設問 187~ 】 2.全身状態の観察 61 【設問 201~ 】 3.局所の観察 64 【設問 209~ 】 4.神経所見の観察 66 【設問 215~ 】 5.緊急度・重症度判断 68 【設問 221~ 】 6.資器材による観察 69 【設問 255~ 】 7.救急救命士が行う処置 78 【設問 300~ 】 8.救急蘇生法 89 【設問 308~ 】 9.在宅療法継続中の傷病者の処置 91 【設問 314~ 】10.傷病者搬送 93 第3章 救急病態生理学 【設問 320~ 】 1.呼吸不全 96 【設問 329~ 】 2.心不全 98 【設問 339~ 】 3.ショック 100 【設問 352~ 】 4.重症脳障害 104 【設問 360~ 】 5.心肺停止 106 第4章 救急症候学 【設問 375~ 】 1.意識障害 112 【設問 390~ 】 2.頭 痛 115 【設問 398~ 】 3.痙 攣 117 【設問 404~ 】 4.運動麻痺 119 【設問 412~ 】 5.めまい 121 【設問 417~ 】 6.呼吸困難 122 【設問 423~ 】 7.喀 血 124 【設問 426~ 】 8.一過性意識消失と失神 125 【設問 433~ 】 9.胸 痛 126 【設問 442~ 】10.動 悸 129 【設問 447~ 】11.腹 痛 130 【設問 455~ 】12.吐血・下血 132 【設問 461~ 】13.腰痛・背部痛 133 【設問 464~ 】14.体温上昇 134 第5章 疾病救急医学 【設問 468~ 】 1.神経系疾患 138 【設問 478~ 】 2.呼吸系疾患 140 【設問 486~ 】 3.循環系疾患 142 【設問 507~ 】 4.消化系疾患 147 【設問 520~ 】 5.泌尿・生殖系疾患 151 【設問 525~ 】 6.代謝・内分泌・栄養系疾患 152 【設問 539~ 】 7.血液・免疫系疾患 155 【設問 549~ 】 8.筋・骨格系疾患 158 【設問 555~ 】 9.皮膚系疾患 159 【設問 557… 】10.眼・耳・鼻の疾患 160 【設問 558~ 】11.感染症 160 【設問 566~ 】12.小児に特有な疾患 162 【設問 585~ 】13.高齢者に特有な疾患 167 【設問 593~ 】14.妊娠・分娩と救急疾患 169 【設問 602~ 】15.精神障害 171 第6章 外傷救急医学 【設問 610~ 】 1.疫学と外傷システム 176 【設問 615~ 】 2.受傷機転 177 【設問 626~ 】 3.外傷の病態生理 180 【設問 638~ 】 4.外傷の現場活動 183 【設問 644~ 】 5.頭部外傷 184 【設問 649~ 】 6.顔面・頸部外傷 186 【設問 652~ 】 7.脊椎・脊髄外傷 187 【設問 655~ 】 8.胸部外傷 188 【設問 663~ 】 9.腹部外傷 190 【設問 667~ 】10.骨盤外傷 191 【設問 673~ 】11.四肢外傷 192 【設問 679~ 】12.小児・高齢者・妊婦の外傷 194 【設問 688~ 】13.熱 傷 196 【設問 701~ 】14.化学損傷 199 【設問 705… 】16.縊頸・絞頸 200 【設問 706~ 】17.刺咬症(傷) 201 第7章 急性中毒学 【設問 710~ 】 1.中毒総論 204 【設問 715~ 】 2.中毒各論 205 第8章 環境障害 【設問 722~ 】 3.異 物 208 【設問 726~ 】 4.溺 水 209 【設問 729~ 】 5.熱中症 210 【設問 737… 】 6.偶発性低体温症 212 【設問 738~ 】 7.放射線障害 212 【設問 746~ 】 8.その他の環境障害 214 ―資料の部― 付録[設問参照図表・写真] ―正答・解説の部― ※設問の部に準じた章・項目のためここでは省略 ( → 「正答」 と 「詳細な解説」 ) ■編著:小関 一英 (前)帝京平成大学健康メディカル学部医療科学科教授 (元)川口市立医療センター救命救急センター長 救急科専門医・指導医,医学博士 ■著:菊川 忠臣 帝京大学医療技術学部スポーツ医療学科助教 救急救命士,健康科学博士
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「2023年版 C・D 問題編 救急救命士国試問題・解説集」
¥3,850
************************** ■書籍画像が必要な方は, ①↑の画像(大)クリック ②ポップアップした画像を何回かクリック (サイズ確認のため) ③欲しいサイズの画像の上で右クリック で入手できます(無料)。 ■書籍画像とともに表示されるサンプルページ(↑画像)は, 公式ホームページにおいて提供している「pdf」 ファイルで, より鮮明にご覧いただけます。 ************************** ■書籍名(正式): 「2023年版 救急救命士国家試験対策 出題分野別 国試問題・解説集 C・D 問題編」 ■収載概要: ★過去問を6の分野・45の大項目に分類! これにより,弱点を克服したい分野・項目を重点的に学習できます。 ★「41回~45回」 の国家試験問題のC・D問題(全250問・5年分)について正答への考え方をわかりやすく解説! ★国家試験出題基準/国家試験出題順序に沿って分野別に配列し,改訂第10版救急救命士標準テキストに準拠したわかりやすい構成! ★出題傾向がよくわかり,この1冊でC・D問題は完全マスター! ************************** 「2023年版 救急救命士国家試験対策 出題分野別 国試問題・解説集 C・D 問題編」 ISBN978-4-908980-18-3 C3047 MainTitle:「国試問題・解説集」 SubTitle1:「2023年版 救急救命士国家試験対策」 SubTitle2:「出題分野別」 SubTitle3:「C・D 問題編」 編 著:小関 一英 著:菊川 忠臣 B5判/360頁 発行年月日:2022年09月05日(初版第1刷) 刊行予定 価格(税込):3,850円 ■序 文■ 今回,第45回国家試験における状況設定問題 (C・D問題) の解説を書きながら,基本的とも平易ともいえる設問が多いことに気がついた。A・B問題も例年に比べて同様の印象があった (既刊『A・B問題編』)。事実,約3,300名の受験者の平均合格率は91.3%と高かった (厚労省発表資料)。それとともに気づいたことは,最近のC・D問題における設問形式(何を問うているか) の変化である。表1に示したように,①傷病者の病態をもとに医学的予想や判断をすること,②優先すべき救命処置や適切な対応をすること,に大別される。 そこで,最近15年間 (便宜的に5年ずつ3期に分けた) の750問について,①・②の設問形式と内容に従って該当する出題数を調べてみた。 全般的に①の医学的判断よりも②の現場での救命処置や対応について問う問題が増加している。①の中では 「疾患や病態の推定」 について問うているものは毎年ほぼ同じ出題数があり頻度も高い (31%)。しかし,「観察所見や症候」 を予想させる設問は半減している。ただし,観察所見や症候について問う問題はA・B問題に多い(既刊)。 一方,②については 「適切な対応や処置」 について問う問題が非常に多く増加傾向にあり全体の33%に達する。また,「優先処置 (まず,何をすべきか)」 について問う問題も増えてきている。このことは国試が単に医学的知識を問うことよりも救急救命士としての現場でのスキルをより重視するようになっていることを示している。 次に,傷病者の状況設定としてどのようなテーマが出題されているかを検討した。標準テキストに沿って各分野 (テーマ) 別に出題数を調べたのが表2である。最近15年間を5年ごとに3期に分けて出題傾向の変化を見た。最も出題数が多かったのは症候学にある「呼吸困難」 であり,他のテーマに比べその出題頻度は約2倍で,出題される頻度はほとんど変わっていない。次いで,「心肺停止」 「意識障害」 「胸痛」 「腹痛」 をテーマにしたものが多い。外傷学では 「胸部外傷」 が出題されやすい。注目すべきは 「四肢外傷」 の出題数の増加である。クラッシュ症候群,開放骨折への対応など多くのテーマが内包されている。 本書では学習の便を考慮して,まず標準テキストの分野 (救急症候学,救急外傷学,急性中毒学,環境障害) にあげられている項目順で分類し,次いで先に述べた設問形式に準じて並べてある。したがって,同じような設問内容がある程度まとまっているのは,最近の国試の出題傾向を反映させた編集方針をとった結果である。 いずれにしても,著者はこのような国家試験出題傾向の分析は,学習に際しての重点の置きどころや学習効率に利するだけでなく,教員側にとっても試験問題などの作成時や国試対策授業に反映できるものと思う。本書の編集方針と設問の解説が受験者と専任教員にとっての手助けになることを願っている。 令和4年8月 小関 一英 ■目 次■ 第Ⅰ章 症候学 【設問・解説 15~ 】意識障害 16 第Ⅰ章 症候学 【設問・解説 1~ 】心肺停止 2 【設問・解説 19~ 】意識障害 20 【設問・解説 33~ 】頭 痛 40 【設問・解説 36~ 】痙 攣 44 【設問・解説 41~ 】運動障害 50 【設問・解説 55… 】めまい 68 【設問・解説 56~ 】呼吸困難 68 【設問・解説 85~ 】喀 血 108 【設問・解説 89~ 】失 神 114 【設問・解説 92~ 】胸 痛 116 【設問・解説 105~ 】動 悸 132 【設問・解説 108~ 】腹 痛 136 【設問・解説 121… 】嘔吐・下痢 152 【設問・解説 122~ 】吐血・下血 154 【設問・解説 126~ 】腰痛・背部痛 158 【設問・解説 128~ 】体温上昇 160 【設問・解説 130… 】体温上昇(小児) 164 【設問・解説 131… 】性器出血 164 【設問・解説 132~ 】産科救急 166 【設問・解説 135~ 】精神症候 170 【設問・解説 142~ 】その他 182 第Ⅱ章 在宅医療 【設問・解説 147… 】心肺停止 190 【設問・解説 148~ 】呼吸困難 190 【設問・解説 153… 】排尿障害 196 第Ⅲ章 災害医療 【設問・解説 154~ 】交通事故現場 200 【設問・解説 156~ 】災害現場 202 【設問・解説 158… 】災害現場(爆発) 204 第Ⅳ章 外 傷 【設問・解説 159~ 】頭部外傷 208 【設問・解説 168… 】顔面・頸部外傷 220 【設問・解説 169~ 】脊椎・脊髄外傷 220 【設問・解説 177~ 】胸部外傷 234 【設問・解説 190~ 】腹部外傷 248 【設問・解説 200~ 】骨盤外傷 260 【設問・解説 205~ 】四肢外傷 264 【設問・解説 220… 】熱 傷 286 【設問・解説 221… 】電撃傷 288 【設問・解説 222… 】縊頸・絞頸 288 第Ⅴ章 中 毒 【設問・解説 223~ 】医薬品中毒 292 【設問・解説 225~ 】農 薬 294 【設問・解説 227… 】工業用品 296 【設問・解説 228~ 】ガス中毒 296 第Ⅵ章 環境障害 【設問・解説 230~ 】異 物 302 【設問・解説 237~ 】溺 水 310 【設問・解説 239~ 】熱中症 312 【設問・解説 246~ 】偶発性低体温症 320 【設問・解説 249~ 】放射線障害 324 付 録 【設問・解説参照図表・写真】332 便 覧 【解説(設問)のpoint一覧表】344 【解説頁(年度別設問順)早見表】349 【図・アルゴリズム(解説118)】354 ■編著:小関 一英 (前)帝京平成大学健康メディカル学部医療科学科教授 (元)川口市立医療センター救命救急センター長 救急科専門医・指導医,医学博士 ■著 :菊川 忠臣 帝京大学医療技術学部スポーツ医療学科講師 救急救命士,健康科学博士
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「2022年版 A・B 問題編 救急救命士 国試問題・解説集」
¥4,840
■Back Number ★残数僅少 ************************** ■書籍画像が必要な方は, ①←の画像(大)クリック ②ポップアップした画像を何回かクリック (サイズ確認のため) ③欲しいサイズの画像の上で右クリック で入手できます(無料)。 ■書籍画像とともに表示されるサンプルページ(↑画像)は, 公式ホームページにおいて提供している「pdf」 ファイルで, より鮮明にご覧いただけます。 ************************** ■小社公式ページにて,本書での学習をサポートする ①「正答早見表.pdf」 (国試過去問習熟度チェックシート付) ・復習時,解いた設問の正答だけを「即」確認したいとき ②「解説頁(年度別設問順)早見表.pdf」 ・出題年度の設問番号から解説頁を探したいとき を掲載しています。 ダウンロード(無料)して,ご活用ください。 ************************** ■書籍名(正式): 「2022年版 救急救命士国家試験対策 出題分野別 国試問題・解説集 A・B 問題編」 ■救急救命士標準テキスト第10版準拠 ■収載概要: ★過去問を 13の分野・103の大項目に分類! これにより,弱点を克服したい分野・項目を重点的に学習できます。 ★「40回~44回」 の国家試験問題のA・B問題(全750問・5年分)について正答への考え方をわかりやすく解説! ★国家試験出題基準/国家試験出題順序に沿って分野別に配列し,改訂第9版救急救命士標準テキストに準拠したわかりやすい構成! ★出題傾向がよくわかり,この1冊でA・B問題は完全マスター! ************************** 「2022年版 救急救命士国家試験対策 出題分野別 国試問題・解説集 A・B 問題編」 ISBN978-4-908980-12-1 C3047 MainTitle:「国試問題・解説集」 SubTitle1:「2022年版 救急救命士国家試験対策」 SubTitle2:「出題分野別」 SubTitle3:「A・B 問題編」 編 著:小関 一英 著:菊川 忠臣 B5判/585頁 発行年月日:2021年06月25日(初版第1刷) 刊行 価格(税込):4,840円 ■序 文■ 『救急救命士標準テキスト』(へるす出版) は,1991年(平成3年)の第1版以来,ほぼ2年ごとに改訂が続けられてきた。昨年,これまでになく大幅に改訂された『改訂第10版救急救命士標準テキスト』は,前版までのような冗長さがなくなり,今春実施された第44回救急救命士国家試験はこれに基づいて出題された。 本書は,この新版の章立てに沿って最近5年間の国家試験A・B問題を分類して,全設問の正解を示し,さらに詳細な解説と図表を加えている。 国家試験は44回ともなると,出題されるテーマや内容は繰り返しが多くなる。ただ,少しずつではあるが頻回に出題されるテーマに変化がみられることがあるので,受験生は出題傾向をつかみ,対策を念頭に学習するとよいと思う。次頁に,「最近5年間の分野別・項目別の出題数」 を示す表を掲載したので,学習の重点分野や重点項目を読み取っていただきたい。 また,各教育施設での指導教官による模擬試験の作成にあたっては,本表に示す分野別・項目別の出題割合が参考になるだろう。 本書では各章の初めに≪出題傾向と対策≫を載せた。設問ごとの該当分野と項目の他,解説のポイントを 「解説の要点」 として一言で表している。加えて,頻回に出題されるテーマには 「頻出」,重要な概念を含む出題には 「重要」,基本的知識には 「基本」,B問題には 「必修」 と付記している。解説は正答を得るに至る思考のプロセスを示しているだけでなく,説明の根拠となる標準テキスト内の該当箇所を (p.○○) で示している。学習者はぜひこの該当箇所を参照して学習の要点をつかんでほしい。 例年どおり,標準テキストの前半部分 (「第Ⅲ編第2章」 まで) に該当する設問の解説は菊川が,後半部分(「第Ⅲ編第3章」 以降)については小関が執筆した。 今夏にはC・D問題の解説集が出版される予定である。本シリーズが多くの受験生と指導者に読まれ,救急現場で活躍する救急救命士の養成に役立てていただけると幸いである。 令和3年6月 編著者 小関 一英 ■目 次■ ―設問の部― 【第Ⅰ編 基礎分野】 第1章 社会と医療 【設問 1~ 】 3.生命倫理と医の倫理 2 第2章 健康と社会保障 【設問 5~ 】 1.保健医療制度の仕組みと現状 4 【設問 20~ 】 2.社会保障と社会福祉 7 【第Ⅱ編 専門基礎分野】 第1章 人体の構造と機能 【設問 31~ 】 1.人体を構成する要素 12 【設問 39~ 】 2.体表からみる人体の構造 14 【設問 47~ 】 3.神経系 16 【設問 58~ 】 4.感覚系 18 【設問 62~ 】 5.呼吸系 19 【設問 69~ 】 6.循環系 21 【設問 74~ 】 7.消化系 22 【設問 79~ 】 8.泌尿系 24 【設問 82… 】 9.生殖系 25 【設問 83~ 】10.内分泌系 25 【設問 86~ 】11.血液・免疫系 26 【設問 88~ 】12.筋・骨格系 27 【設問 90… 】13.皮膚系 27 【設問 91~ 】14.生命の維持 28 第2章 疾患の成り立ちと回復の過程 【設問 196~ 】 1.疾 患 32 【設問 102… 】 2.細胞傷害 33 【設問 103… 】 3.炎 症 34 【設問 104~ 】 4.感 染 34 【設問 110~ 】 5.循環障害 36 【設問 114… 】 7.損傷と治癒 37 【設問 115~ 】 8.死 37 第3章 薬物と検査の基礎知識 【設問 123~ 】 2.重要な医薬品 42 【設問 128~ 】 3.検 査 43 【第Ⅲ編 専門分野】 第1章 病院前医療概論 【設問 131~ 】 1.救急医療体制 46 【設問 142~ 】 2.災害医療体制 48 【設問 150~ 】 3.救急活動の流れ 51 【設問 157~ 】 4.救急活動時のコミュニケーション 52 【設問 159~ 】 5.救急救命士に関連する法令 53 【設問 165… 】 6.救急救命士の生涯教育 54 【設問 166~ 】 7.安全管理と事故対応 55 【設問 173~ 】 8.感染対策 56 【設問 179~ 】 9.ストレスに対するマネジメント 58 第2章 救急救命処置概論 【設問 182~ 】 1.観察総論 60 【設問 186~ 】 2.全身状態の観察 61 【設問 199~ 】 3.局所の観察 64 【設問 208~ 】 4.神経所見の観察 66 【設問 214~ 】 5.緊急度・重症度判断 68 【設問 219~ 】 6.資器材による観察 69 【設問 253~ 】 7.救急救命士が行う処置 78 【設問 297~ 】 8.救急蘇生法 89 【設問 308~ 】 9.在宅療法継続中の傷病者の処置 91 【設問 315~ 】10.傷病者搬送 93 第3章 救急病態生理学 【設問 321~ 】 1.呼吸不全 96 【設問 329~ 】 2.心不全 98 【設問 339~ 】 3.ショック 100 【設問 353~ 】 4.重症脳障害 104 【設問 362~ 】 5.心肺停止 106 第4章 救急症候学 【設問 376~ 】 1.意識障害 112 【設問 388~ 】 2.頭 痛 115 【設問 395~ 】 3.痙 攣 116 【設問 401~ 】 4.運動麻痺 118 【設問 408~ 】 5.めまい 120 【設問 413~ 】 6.呼吸困難 121 【設問 419~ 】 7.喀 血 122 【設問 423~ 】 8.一過性意識消失と失神 123 【設問 431~ 】 9.胸 痛 125 【設問 440~ 】10.動 悸 128 【設問 443~ 】11.腹 痛 129 【設問 451~ 】12.吐血・下血 131 【設問 457~ 】13.腰痛・背部痛 132 【設問 460~ 】14.体温上昇 133 第5章 疾病救急医学 【設問 463~ 】 1.神経系疾患 136 【設問 474~ 】 2.呼吸系疾患 138 【設問 481~ 】 3.循環系疾患 140 【設問 505~ 】 4.消化系疾患 146 【設問 516~ 】 5.泌尿・生殖系疾患 149 【設問 524~ 】 6.代謝・内分泌・栄養系疾患 151 【設問 539~ 】 7.血液・免疫系疾患 155 【設問 547~ 】 8.筋・骨格系疾患 157 【設問 552… 】 9.皮膚系疾患 158 【設問 553~ 】10.眼・耳・鼻の疾患 158 【設問 555~ 】11.感染症 159 【設問 564~ 】12.小児に特有な疾患 161 【設問 582~ 】13.高齢者に特有な疾患 166 【設問 590~ 】14.妊娠・分娩と救急疾患 168 【設問 599~ 】15.精神障害 170 第6章 外傷救急医学 【設問 606~ 】 1.疫学と外傷システム 174 【設問 612~ 】 2.受傷機転 175 【設問 622~ 】 3.外傷の病態生理 178 【設問 631~ 】 4.外傷の現場活動 180 【設問 638~ 】 5.頭部外傷 182 【設問 643~ 】 6.顔面・頸部外傷 183 【設問 647~ 】 7.脊椎・脊髄外傷 184 【設問 652~ 】 8.胸部外傷 185 【設問 661~ 】 9.腹部外傷 188 【設問 665~ 】10.骨盤外傷 189 【設問 671~ 】11.四肢外傷 190 【設問 678~ 】12.小児・高齢者・妊婦の外傷 192 【設問 688~ 】13.熱 傷 194 【設問 700~ 】14.化学損傷 197 【設問 704… 】16.縊頸・絞頸 198 【設問 705~ 】17.刺咬症(傷) 199 第7章 急性中毒学 【設問 709~ 】 1.中毒総論 202 【設問 715~ 】 2.中毒各論 203 第8章 環境障害 【設問 722~ 】 3.異 物 208 【設問 727~ 】 4.溺 水 209 【設問 730~ 】 5.熱中症 210 【設問 736~ 】 6.偶発性低体温症 211 【設問 738~ 】 7.放射線障害 212 【設問 747~ 】 8.その他の環境障害 214 ―資料の部― 付録[設問参照図表・写真] ―正答・解説の部― ※設問の部に準じた章・項目のためここでは省略 ( → 「正答」 と 「詳細な解説」 ) ■編著:小関 一英 (前)帝京平成大学健康メディカル学部医療科学科教授 (元)川口市立医療センター救命救急センター長 救急科専門医・指導医,医学博士 ■著:菊川 忠臣 帝京大学医療技術学部スポーツ医療学科助教 救急救命士,健康科学博士
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「2022年版 C・D 問題編 救急救命士国試問題・解説集」
¥3,740
■Back Number ★残数僅少 ************************** ■書籍画像が必要な方は, ①←の画像(大)クリック ②ポップアップした画像を何回かクリック (サイズ確認のため) ③欲しいサイズの画像の上で右クリック で入手できます(無料)。 ■書籍画像とともに表示されるサンプルページ(↑画像)は, 公式ホームページにおいて提供している「pdf」 ファイルで, より鮮明にご覧いただけます。 ************************** ■書籍名(正式): 「2022年版 救急救命士国家試験対策 出題分野別 国試問題・解説集 C・D 問題編」 ■救急救命士標準テキスト第10版準拠 ■収載概要: ★過去問を6の分野・45の大項目に分類! これにより,弱点を克服したい分野・項目を重点的に学習できます。 ★「40回~44回」 の国家試験問題のC・D問題(全250問・5年分)について正答への考え方をわかりやすく解説! ★国家試験出題基準/国家試験出題順序に沿って分野別に配列し,改訂第10版救急救命士標準テキストに準拠したわかりやすい構成! ★出題傾向がよくわかり,この1冊でC・D問題は完全マスター! ************************** 2022年版救急救命士国家試験対策 出題分野別 国試問題・解説集C・D 問題編 ISBN978-4-908980-14-4 C3047 MainTitle:「国試問題・解説集」 SubTitle1:「2022年版 救急救命士国家試験対策」 SubTitle2:「出題分野別」 SubTitle3:「C・D 問題編」 編 著:小関 一英 著:菊川 忠臣 B5判/350頁 発行年月日:2021年09月08日(初版第1刷) 刊行 価格(税込):3,740円 ■序 文■ 救急救命士教育のための標準テキストが昨年改訂第10版となり,これまでの版と比べ格段によくなった。記述内容はほぼ一新され簡素化と統一性が目立つ。ただし,例年国家試験問題の解説を執筆している著者に言わせると,一般問題 (A・B問題) にも状況設定問題 (C・D問題) にも相変わらず不適切な設問が散見される (本書および本シリーズの中でそのつど指摘している)。『救急救命士国家試験出題基準』は毎年のごとく名称だけの改訂版で出版されているが,出題者がこれに沿っているか否かを確認しているとは思えない。そうでなくては何のための出題基準かわからない。 さて,苦言はこれくらいにして,本書では最近5年間のC・D問題の出題傾向について分析しているので次頁の表を参照していただきたい。全250問は設問の内容と状況設定によって症候学,在宅医療,災害医療,外傷学,中毒学,環境障害の6つの分野に分けられる。これらの分野のうち約60%は症候学からの出題である。症候から該当しそうな疾患を想起できなければならないので,疾病救急医学の十分な知識が必要である。他の分野においても標準テキストを精読していることが前提である。 状況設定問題は一般に傷病者の訴えに始まり,現場救急隊員による傷病者の観察所見が述べられる。設問は,疾患や病態を推定させる医学的判断に関するものと,適切な処置や優先順位を判断させる現場活動に関するものに大きく分けられる。前者については記述の中からキーワードとなる用語を的確に見つけ出すことが大切である。後者については救急救命士として適切に現場活動を行うための知識が問われる。本書は設問に正答するための実際の思考の順路に沿って解説を進め,5つの選択肢について正誤の考え方を示している。各解説には参照すべき該当ページや図表を示しているので必ず確認してほしい。 例年同様,現場活動にかかわる設問の解説は菊川が,医学的判断にかかわる設問の解説は小関が担当した。本書が国家試験合格をめざす受験者と彼らの指導教官のお役に立てることを確信している。 令和3年8月 小関 一英 ■目 次■ 第Ⅰ章 症候学 【設問・解説 15~ 】意識障害 16 【設問・解説 32~ 】頭 痛 34 【設問・解説 34~ 】痙 攣 38 【設問・解説 38~ 】運動障害 42 【設問・解説 50… 】めまい 56 【設問・解説 51~ 】呼吸困難 56 【設問・解説 80~ 】喀 血 94 【設問・解説 83~ 】失 神 98 【設問・解説 87~ 】胸 痛 104 【設問・解説 101~ 】動 悸 120 【設問・解説 104~ 】腹 痛 124 【設問・解説 118… 】嘔吐・下痢 140 【設問・解説 119~ 】吐血・下血 142 【設問・解説 123~ 】腰痛・背部痛 146 【設問・解説 125~ 】体温上昇 148 【設問・解説 128… 】体温上昇(小児) 152 【設問・解説 129~ 】性器出血 154 【設問・解説 131~ 】産科救急 156 【設問・解説 135~ 】精神症候 162 【設問・解説 144~ 】その他 174 第Ⅱ章 在宅医療 【設問・解説 147… 】心肺停止 180 【設問・解説 148~ 】呼吸困難 180 【設問・解説 152… 】排尿障害 184 第Ⅲ章 災害医療 【設問・解説 153~ 】交通事故現場 188 【設問・解説 156… 】災害現場 190 【設問・解説 157… 】災害現場(爆発) 192 第Ⅳ章 外 傷 【設問・解説 158~ 】頭部外傷 196 【設問・解説 165~ 】顔面・頸部外傷 206 【設問・解説 167~ 】脊椎・脊髄外傷 208 【設問・解説 175~ 】胸部外傷 222 【設問・解説 188~ 】腹部外傷 236 【設問・解説 196~ 】骨盤外傷 246 【設問・解説 201~ 】四肢外傷 250 【設問・解説 217… 】熱 傷 272 【設問・解説 218… 】電撃傷 274 【設問・解説 219… 】縊頸・絞頸 274 第Ⅴ章 中 毒 【設問・解説 220~ 】医薬品中毒 278 【設問・解説 222~ 】農 薬 280 【設問・解説 226… 】ガス中毒 284 第Ⅵ章 環境障害 【設問・解説 227~ 】異 物 288 【設問・解説 235~ 】溺 水 298 【設問・解説 238~ 】熱中症 300 【設問・解説 246~ 】偶発性低体温症 312 【設問・解説 249… 】放射線障害 314 【設問・解説 250… 】減圧障害 316 付 録 【設問・解説参照図表・写真】320 便 覧 【解説(設問)のpoint一覧表】332 【解説頁(年度別設問順)早見表】337 【図・アルゴリズム(解説107)】342 ■編著:小関 一英 (前)帝京平成大学健康メディカル学部医療科学科教授 (元)川口市立医療センター救命救急センター長 救急科専門医・指導医,医学博士 ■著 :菊川 忠臣 帝京大学医療技術学部スポーツ医療学科講師 救急救命士,健康科学博士
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「2021年版 A・B 問題編 救急救命士国試問題・解説集」
¥4,840
■Back Number ★残数僅少 ************************** ■書籍画像が必要な方は, ①↑の画像(大)クリック ②ポップアップした画像を何回かクリック (サイズ確認のため) ③欲しいサイズの画像の上で右クリック で入手できます(無料)。 ■書籍画像とともに表示されるサンプルページ(↑画像)は, 公式ホームページにおいて提供している「pdf」 ファイルで, より鮮明にご覧いただけます。 ************************** ■小社公式ページにて,本書での学習をサポートする ①「正答早見表.pdf」 (国試過去問習熟度チェックシート付) ・復習時,解いた設問の正答だけを「即」確認したいとき ②「解説頁(年度別設問順)早見表.pdf」 ・出題年度の設問番号から解説頁を探したいとき を掲載しています。 ダウンロード(無料)して,ご活用ください。 ************************** ■書籍名(正式): 「2021年版 救急救命士国家試験対策 出題分野別 国試問題・解説集 A・B 問題編」 ■救急救命士標準テキスト第10版準拠 ■収載概要: ★過去問を13の分野・90の大項目に分類! これにより,弱点を克服したい分野・項目を重点的に学習できます。 ★「39回~43回」 の国家試験問題のA・B問題(全750問・5年分)について正答への考え方をわかりやすく解説! ★国家試験出題基準/国家試験出題順序に沿って分野別に配列し,改訂第9版救急救命士標準テキストに準拠したわかりやすい構成! ★出題傾向がよくわかり,この1冊でA・B問題は完全マスター! ************************** 2021年版救急救命士国家試験対策 出題分野別 国試問題・解説集A・B 問題編 ISBN978-4-908980-09-7 C3047 MainTitle:「国試問題・解説集」 SubTitle1:「2021年版 救急救命士国家試験対策」 SubTitle2:「出題分野別」 SubTitle3:「A・B 問題編」 編 著:小関 一英 著:菊川 忠臣 B5判/530頁 発行年月日:2020年07月20日(初版第1刷) 刊行 価格(税込):4,840円 ■序 文■ 今春,『改訂第10版 救急救命士標準テキスト』(へるす出版) が発刊された。来春の国家試験は,本版に基づいて出題されることになろう。 本書は,早速新版の編と章の構成に沿って最近5年間の国家試験出題問題 (A・B問題,計750問) を解説した。今回の改訂第10版は,救急救命士教育のための教科書として30年の歴史上初めてと言っても過言ではないほどの簡潔化と重複の削除が行われている。各章の担当著者によるほぼ全文にわたる書き直しが行われたと思われる。ようやく無駄の少ない標準テキストに改版されたと考えている。 翻ってみると,救急救命士標準テキストは,1991年の第1版以来,ほぼ2年ごとに改訂が続けられてきた。発刊当初より,救急救命士教育には不必要と考えられる専門医学的な記述や,救急救命士が遭遇することがない特殊な疾患も取りあげられていた。多数の表や図が掲載されているが,ほとんどに脚注はなく,本文中にも図表を説明する解説がほとんど書かれていない。わかりにくい表や,解剖学的に首をかしげるような図など枚挙にいとまがなかった。数多くの記述内容の重複もあった。各章の学習目標を長い間示さなかった弊害である。救急救命士教育に携わった経験がある著者に言わせると,無駄の多いテキストと言わざるを得ないものであったが,改訂のたびに前版とほぼ同じ記述内容と図が踏襲され,一向に改善がなされてこなかった。 一方,「国家試験出題基準令和2年版」 (日本救急医療財団) が公表されているが,標準テキストの改版にもかかわらず,依然として旧来の版のままである。本来はこの出題基準に基づいて標準テキストは改版されるべきであるが,両者の齟齬はいかなる理由であろうか。 本書は,改変された第10版の章立てに沿わせて,改めて全750問の並べ替えを行い,解説文のなかで示す標準テキストの該当箇所もこれに従った。解説は,単に国試問題を出題順どおりに羅列し解説したものではなく,設問に合わせた分類を行い,必要と思えばさらにこれに関連した領域やオリジナルの表を掲げて解説の幅を広げている。 本シリーズは,幸い全国の救急救命士教育に携わる専門学校や大学の講師はじめ学習者に好意的に受け入れられている。理由は他の類似解説本にない,国試問題の適切な分類と徹底した解説にあると思われる。 例年どおり,標準テキストの前半部分に該当する設問は菊川が,後半部分 (第Ⅲ編 第3章以降) に該当する設問は小関が執筆した。なお,第43回国家試験C・D問題は別に発刊する予定である。本書が救急救命士を目指す有意な若者と,その教育に携わる専門教官のお役に立つことを願っている。 令和02年06月 編著者 小関 一英 ■目 次■ ―設問の部― 【第Ⅰ編 基礎分野】 第1章 社会と医療 【設問 1~ 】 3.生命倫理と医の倫理 2 第2章 健康と社会保障 【設問 5~ 】 1.保健医療制度の仕組みと現状 4 【設問 19~ 】 2.社会保障と社会福祉 7 【第Ⅱ編 専門基礎分野】 第1章 人体の構造と機能 【設問 31~ 】 1.人体を構成する要素 12 【設問 37~ 】 2.体表からみる人体の構造 13 【設問 44~ 】 3.神経系 15 【設問 56~ 】 4.感覚系 18 【設問 60~ 】 5.呼吸系 19 【設問 68~ 】 6.循環系 21 【設問 74~ 】 7.消化系 22 【設問 79~ 】 8.泌尿系 24 【設問 82~ 】10.内分泌系 25 【設問 85~ 】11.血液・免疫系 26 【設問 87… 】12.筋・骨格系 26 【設問 88… 】13.皮膚系 27 【設問 89~ 】14.生命の維持 27 第2章 疾患の成り立ちと回復の過程 【設問 93~ 】 1.疾 患 30 【設問 98~ 】 2.細胞傷害 31 【設問 101~ 】 4.感 染 32 【設問 108~ 】 5.循環障害 33 【設問 111~ 】 7.損傷と治癒 34 【設問 113~ 】 8.死 35 第3章 薬物と検査の基礎知識 【設問 120~ 】 2.重要な医薬品 38 【設問 126~ 】 3.検 査 39 【第Ⅲ編 専門分野】 第1章 病院前医療概論 【設問 128~ 】 1.救急医療体制 42 【設問 140~ 】 2.災害医療体制 45 【設問 147~ 】 3.救急活動の流れ 47 【設問 157… 】 4.救急活動時のコミュニケーション 49 【設問 158~ 】 5.救急救命士に関連する法令 50 【設問 167… 】 6.救急救命士の生涯教育 52 【設問 168~ 】 7.安全管理と事故対応 52 【設問 174~ 】 8.感染対策 54 【設問 182~ 】 9.ストレスに対するマネジメント 56 第2章 救急救命処置概論 【設問 184~ 】 1.観察総論 58 【設問 186~ 】 2.全身状態の観察 58 【設問 198~ 】 3.局所の観察 61 【設問 207~ 】 4.神経所見の観察 64 【設問 214~ 】 5.緊急度・重症度判断 65 【設問 220~ 】 6.資器材による観察 67 【設問 252~ 】 7.救急救命士が行う処置 75 【設問 295~ 】 8.救急蘇生法 86 【設問 308~ 】 9.在宅療法継続中の傷病者の処置 89 【設問 313~ 】10.傷病者搬送 90 第3章 救急病態生理学 【設問 319~ 】 1.呼吸不全 94 【設問 325~ 】 2.心不全 95 【設問 335~ 】 3.ショック 98 【設問 353~ 】 4.重症脳障害 102 【設問 360~ 】 5.心肺停止 104 第4章 救急症候学 【設問 373~ 】 1.意識障害 110 【設問 388~ 】 2.頭 痛 113 【設問 394~ 】 3.痙 攣 115 【設問 400~ 】 4.運動麻痺 116 【設問 406~ 】 5.めまい 118 【設問 411~ 】 6.呼吸困難 119 【設問 418~ 】 7.喀 血 121 【設問 422~ 】 8.一過性意識消失と失神 122 【設問 429~ 】 9.胸 痛 124 【設問 438~ 】10.動 悸 126 【設問 443~ 】11.腹 痛 127 【設問 451~ 】12.吐血・下血 129 【設問 457~ 】13.腰痛・背部痛 131 【設問 461~ 】14.体温上昇 132 第5章 疾病救急医学 【設問 464~ 】 1.神経系疾患 134 【設問 474~ 】 2.呼吸系疾患 136 【設問 483~ 】 3.循環系疾患 138 【設問 507~ 】 4.消化系疾患 144 【設問 517~ 】 5.泌尿・生殖系疾患 147 【設問 527~ 】 6.代謝・内分泌・栄養系疾患 149 【設問 542~ 】 7.血液・免疫系疾患 153 【設問 550~ 】 8.筋・骨格系疾患 155 【設問 556… 】 9.皮膚系疾患 157 【設問 557~ 】10.眼・耳・鼻の疾患 157 【設問 560~ 】11.感染症 158 【設問 569~ 】12.小児に特有な疾患 160 【設問 588~ 】13.高齢者に特有な疾患 165 【設問 596~ 】14.妊娠・分娩と救急疾患 167 【設問 605~ 】15.精神障害 169 第6章 外傷救急医学 【設問 611~ 】 1.疫学と外傷システム 172 【設問 616~ 】 2.受傷機転 173 【設問 625~ 】 3.外傷の病態生理 175 【設問 634~ 】 4.外傷の現場活動 178 【設問 639~ 】 5.頭部外傷 179 【設問 643~ 】 6.顔面・頸部外傷 180 【設問 647~ 】 7.脊椎・脊髄外傷 181 【設問 654~ 】 8.胸部外傷 183 【設問 664~ 】 9.腹部外傷 185 【設問 667~ 】10.骨盤外傷 186 【設問 673~ 】11.四肢外傷 187 【設問 681~ 】12.小児・高齢者・妊婦の外傷 189 【設問 691~ 】13.熱 傷 192 【設問 701~ 】14.化学損傷 194 【設問 705… 】16.縊頸・絞頸 195 【設問 706~ 】17.刺咬症(傷) 196 第7章 急性中毒学 【設問 711~ 】 1.中毒総論 200 【設問 717~ 】 2.中毒各論 201 第8章 環境障害 【設問 721~ 】 3.異 物 204 【設問 725~ 】 4.溺 水 205 【設問 730~ 】 5.熱中症 206 【設問 737… 】 6.偶発性低体温症 208 【設問 738~ 】 7.放射線障害 208 【設問 747~ 】 8.その他の環境障害 210 ―資料の部― 付録[設問参照図表・写真] ―正答・解説の部― ※設問の部に準じた章・項目のためここでは省略 ( → 「正答」 と 「詳細な解説」 ) ■編著:小関 一英 (前)帝京平成大学健康メディカル学部医療科学科教授 (元)川口市立医療センター救命救急センター長 救急科専門医・指導医,医学博士 ■著:菊川 忠臣 帝京大学医療技術学部スポーツ医療学科助教 救急救命士,健康科学博士
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「2021年版 C・D 問題編 救急救命士国試問題・解説集」
¥3,740
■Back Number ★残数僅少 ************************** ■書籍画像が必要な方は, ①↑の画像(大)クリック ②ポップアップした画像を何回かクリック (サイズ確認のため) ③欲しいサイズの画像の上で右クリック で入手できます(無料)。 ■書籍画像とともに表示されるサンプルページ(↑画像)は, 公式ホームページにおいて提供している「pdf」 ファイルで, より鮮明にご覧いただけます。 ************************** ■書籍名(正式): 「2021年版 救急救命士国家試験対策 出題分野別 国試問題・解説集 C・D 問題編」 ■救急救命士標準テキスト第10版準拠 ■収載概要: ★過去問を6の分野・52の大項目に分類! これにより,弱点を克服したい分野・項目を重点的に学習できます。 ★「39回~43回」 の国家試験問題のC・D問題(全250問・5年分)について正答への考え方をわかりやすく解説! ★国家試験出題基準/国家試験出題順序に沿って分野別に配列し,改訂第9版救急救命士標準テキストに準拠したわかりやすい構成! ★出題傾向がよくわかり,この1冊でC・D問題は完全マスター! ************************** 2021年版救急救命士国家試験対策 出題分野別 国試問題・解説集C・D 問題編 ISBN978-4-908980-11-7 C3047 MainTitle:「国試問題・解説集」 SubTitle1:「2021年版 救急救命士国家試験対策」 SubTitle2:「出題分野別」 SubTitle3:「C・D 問題編」 編 著:小関 一英 著:菊川 忠臣 B5判/350頁 発行年月日:2020年09月15日(初版第1刷) 刊行 価格(税込):3,740円 ■序 文■ 状況設定問題 (C・D問題) の共通する構成パターンは,まず,救急要請に至る傷病者の状況に始まり,救急隊現場到着時観察所見が述べられ,設問に対する正答を5つの選択肢のなかから解答させる。 本書では,受験生が各設問に取り組む際の思考順路を想定して解説している。解説では,『改訂第10版救急救命士標準テキスト』の該当ページや参考にすべき図表を示すようにした。読者は必ず,その該当箇所を確認してほしい。また,各問題では,正答を得るための注目すべきポイントを太字や下線で示すようにした。本書ではC・D問題を,(1)救急症候学(第Ⅰ章),(2)在宅医療・災害医療(第Ⅱ章・第Ⅲ章),(3)外傷(損傷機転)(第Ⅳ章),(4)中毒・環境障害(第Ⅴ章・第Ⅵ章)の分野に分類して解説することとした。 直近5年間のC・D問題全250問を,標準テキストの分野分類に従って,疾病,外傷,中毒学/環境障害,その他に分けて出題数を調べると,全体の約半数 (52%) は疾病救急からの出題であり,以下,外傷25%,中毒・環境障害12%,その他 (在宅医療・災害医療など) 10%の順となった (表1)。疾病救急医学 (pp.546~686) では,循環器疾患・神経疾患・呼吸系疾患・消化系疾患からの出題が多く,外傷救急医学 (pp.688~785) では胸部外傷と四肢外傷からの出題が多いことがわかる。 個々の設問は,はじめから疾患名がわかっているわけではない。設問の半数を占める疾病に関連したものでは,傷病者の示す症候がまず示されるが,標準テキストの救急症候学 (pp.488~544) に沿って出題数を調べると,心肺停止・意識障害・呼吸困難・胸痛・腹痛・運動障害が多いことがわかる (表2)。特に初めの3者は傷病者が救急要請する頻度が高いので,当然,出題される頻度が高い。 一方,設問自体 (何を解答させるのか) は,現場活動と医学的判断の2つに分けることができる (表3)。前者は,適切な処置や処置の優先順位を問うものが大部分を占める。後者は,疾患や病態を推定させるもの,観察所見を予想させるものが多くを占める。 このように国試問題をさまざまな角度から解析することで,出題傾向をもとに学習対策の比重をどこに置けばよいのかが明確になるのである。本書はまさにこれを目的に編集している。 例年同様,現場活動にかかわる設問の解説は菊川が,医学的判断にかかわる設問の解説は小関が担当した。来春の国試合格を目指す受験者だけでなく,彼らを指導する専門教育機関の教官にも役立つことを確信している。 令和2年9月 小関 一英 第Ⅰ章 症候学 【設問・解説 1~ 】心肺停止 2 【設問・解説 16~ 】意識障害 16 【設問・解説 34~ 】頭 痛 36 【設問・解説 36~ 】痙 攣 40 【設問・解説 41~ 】運動障害 46 【設問・解説 52~ 】めまい 60 【設問・解説 54~ 】呼吸困難 62 【設問・解説 80~ 】喀 血 96 【設問・解説 82~ 】失 神 98 【設問・解説 87~ 】胸 痛 104 【設問・解説 100~ 】動 悸 118 【設問・解説 102~ 】腹 痛 120 【設問・解説 115… 】嘔吐・下痢 136 【設問・解説 116~ 】吐血・下血 138 【設問・解説 119… 】排尿障害 140 【設問・解説 120~ 】腰背部痛 142 【設問・解説 122~ 】体温上昇 144 【設問・解説 125~ 】性器出血 146 【設問・解説 127~ 】産科救急 150 【設問・解説 131~ 】精神症候 156 【設問・解説 141… 】その他 170 第Ⅱ章 在宅医療 【設問・解説 142… 】心肺停止 174 【設問・解説 143~ 】意識障害 174 【設問・解説 145~ 】呼吸困難 176 【設問・解説 152… 】排尿障害 184 第Ⅲ章 災害医療 【設問・解説 153~ 】交通事故現場 188 【設問・解説 156… 】災害現場 190 【設問・解説 157… 】災害現場(爆発) 192 第Ⅳ章 外 傷 【設問・解説 158~ 】四輪車 196 【設問・解説 167~ 】自動二輪車 206 【設問・解説 177~ 】自転車 218 【設問・解説 185~ 】歩行者 228 【設問・解説 189~ 】転 倒 232 【設問・解説 192~ 】転 落 236 【設問・解説 197~ 】墜 落 244 【設問・解説 201~ 】動力機械 248 【設問・解説 203~ 】挟 圧 250 【設問・解説 210~ 】スポーツ 262 【設問・解説 213… 】打 撲 264 【設問・解説 214~ 】鋭的外傷 266 【設問・解説 218~ 】熱 傷 270 【設問・解説 220… 】電撃症 272 第Ⅴ章 中 毒 【設問・解説 221~ 】医薬品中毒 276 【設問・解説 224~ 】農 薬 278 【設問・解説 227… 】工業用品 282 【設問・解説 228~ 】ガス中毒 282 第Ⅵ章 環境障害 【設問・解説 230~ 】異 物(気道) 288 【設問・解説 238~ 】溺 水 296 【設問・解説 240~ 】熱中症 298 【設問・解説 246~ 】偶発性低体温症 306 【設問・解説 249… 】放射線障害 308 【設問・解説 250… 】減圧障害 310 付 録 【設問・解説参照図表・写真】316 便 覧 【解説(設問)のpoint一覧表】328 【解説頁(年度別設問順)早見表】333 【図・アルゴリズム(解説105)】338 ■編著:小関 一英 (前)帝京平成大学健康メディカル学部医療科学科教授 (元)川口市立医療センター救命救急センター長,救急科専門医・指導医,医学博士 ■著 :菊川 忠臣 帝京大学医療技術学部スポーツ医療学科講師,救急救命士,健康科学博士
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「2020年版 A・B 問題編 救急救命士国試問題・解説集」
¥4,840
■Back Number ★残数僅少 ************************** ■書籍名(正式): 「2020年版 救急救命士国家試験対策 出題分野別 国試問題・解説集 A・B 問題編」 ■収載概要: ★過去問を13の分野・110の大項目に分類! これにより,弱点を克服したい分野・項目を重点的に学習できます。 ★「38回~42回」 の国家試験問題のA・B問題(全750問・5年分)について正答への考え方をわかりやすく解説! ★国家試験出題基準/国家試験出題順序に沿って分野別に配列し,改訂第9版救急救命士標準テキストに準拠したわかりやすい構成! ★出題傾向がよくわかり,この1冊でA・B問題は完全マスター! ************************** 「2020年版 救急救命士国家試験対策 出題分野別 国試問題・解説集 A・B 問題編」 ISBN978-4-908980-07-7 C3047 MainTitle:「国試問題・解説集」 SubTitle1:「2019年版 救急救命士国家試験対策」 SubTitle2:「出題分野別」 SubTitle3:「A・B 問題編」 編著:小関 一英 著 :菊川 忠臣 B5判/530頁 発行年月日:2019年06月27日(初版第1刷) 刊行予定 価格(税込):4,752円 ■序 文■ ―救急救命士国家試験における一般問題の出題傾向と受験対策を含めて― 本書は第38回(平成26年度)~第42回(平成30年度)までの最近5年間の救急救命士国家試験のうち,一般問題 (A問題・B問題,合計750問。B問題は必修問題) を分野別および項目別に分類整理して,すべてについて解説したものである。 国家試験は 「救急救命士国家試験出題基準」 (以下,出題基準) をもとに出題され,全体の構成は設計表 (ブループリント) に準拠している。このため救急救命士の養成教育は,出題基準に沿って執筆・編集された『救急救命士標準テキスト』〔平成27年度から改訂第9版(上・下巻)〕によって全国一律に行われている。 実際に出題された問題を分野ごとに分類してその出題の割合を見てみる。次頁に掲げた表は,本書で解説した最近5年間のA・B問題を年度別・分野別に該当数を示したものである。最右欄が,ブループリントに示された各分野の出題割合である。これを見ると両者はほぼ一致している。 表で明らかなように,分野ごとの出題数と配分は例年ほぼ同じである。ただし,A問題とB問題では,出題の配分が異なり,A問題 (合計120問) では疾病救急医学 (平均25問) を筆頭に,救急救命処置概論,救急症候学,外傷救急医学の3分野からほぼ同数 (平均16~18問) の出題がある。B問題 (必修問題として30問) では,救急救命処置概論からの出題が平均9問と最も多い。 いずれにしても,国試での出題傾向は,救急救命士として救急現場での活動に際して何が重要なのかを示していると解釈すべきである。単なる救急搬送という活動ではなく,傷病者の病態を把握し,疾患の予想を立て,緊急度・重症度を踏まえて適切な処置を施し,搬送先を決定してゆく過程に何が必要かを示している。国試のための学習は救急救命士としての行動に筋道を立てる知的訓練ととらえるべきだろう。さらに,救急処置実習などを通じて確実で正しい手技に精通しておくことも受験対策として重要で,救急救命士として実際の救急業務に生かすことができるような学習方法をとることが望ましい。 執筆の分担は,基本的に第Ⅰ章から第Ⅶ章を菊川が担当し,第Ⅷ章から第ⅩⅢ章および全編の企画・編集を小関が担当した。なお,状況設定問題についての解説集は別途『C・D問題編』として近日発刊予定である。両編を併せて学習されることをお勧めする。本シリーズが救急救命士国家試験合格を目指す方々の受験学習に参考になるだけでなく,合格後の暁には本書で学んだ知識が実際の救急救命活動で活かされることを切に願っている。 令和元年06月 小関 一英 ■目 次■ 【設問編】 第Ⅰ章 人体の構造と機能 【設問 1~ 】 1.人体の構成要素 2 【設問 7~ 】 2.体表・構造 3 【設問 14~ 】 3.神経系 5 【設問 27~ 】 4.感覚系 8 【設問 31~ 】 5.呼吸系 9 【設問 40~ 】 6.循環系 11 【設問 45~ 】 7.消化系 13 【設問 49~ 】 8.泌尿系 14 【設問 51~ 】10.内分泌系 14 【設問 55~ 】11.血液・免疫系 15 【設問 57~ 】12.筋・骨格系 16 【設問 59~ 】13.皮膚系 17 【設問 61~ 】14.生命の維持 17 第Ⅱ章 疾患の成り立ちと回復の過程 【設問 65~ 】 1.疾 患 20 【設問 69~ 】 2.炎症と感染 21 【設問 77~ 】 3.循環障害 23 【設問 81~ 】 4.代謝障害 24 【設問 85~ 】 5.退行性と進行性病変 25 【設問 87~ 】 7.先天異常 25 【設問 90~ 】 8.損 傷 26 【設問 93~ 】 9.死 27 第Ⅲ章 社会と医療 【設問 100~ 】3.生命倫理と医の倫理 30 第Ⅳ章 健康と社会保障 【設問 103~ 】 1.保健医療制度の仕組み 32 【設問 119~ 】 2.社会保障と社会福祉 36 第Ⅴ章 救急医学概論/病院前医療概論 【設問 130~ 】 1.救急医療体制 40 【設問 137~ 】 2.災害医療体制 41 【設問 144~ 】 3.病院前医療体制 43 【設問 147~ 】 4.救急活動の流れ 44 【設問 156… 】 5.救急救命士の役割と責任 46 【設問 157… 】 6.傷病者との関係 47 【設問 158~ 】 7.救急救命士関連法令 47 【設問 165~ 】 9.安全管理と事故対応 49 【設問 171~ 】10.感染対策 50 【設問 180~ 】11.ストレスマネージメント 53 第Ⅵ章 救急医学概論/救急救命処置概論 【設問 182~ 】 1.観 察 56 【設問 184~ 】 3.全身状態の観察 56 【設問 203~ 】 4.局所の観察 61 【設問 213~ 】 5.緊急度・重症度判断 64 【設問 220~ 】 6.観察資器材 65 【設問 248~ 】 7.処 置 72 【設問 289~ 】 8.救急蘇生法 83 【設問 302~ 】 9.在宅療法中 86 【設問 306~ 】10.傷病者搬送 87 第Ⅶ章 薬物と検査の基礎知識 【設問 311~ 】 2.重要な医薬品(1) 90 【設問 315… 】 2.重要な医薬品(2) 91 【設問 316… 】 3.検 査 91 第Ⅷ章 救急病態生理学 【設問 317~ 】 1.呼吸不全 94 【設問 322~ 】 2.心不全 95 【設問 331~ 】 3.ショック 97 【設問 349~ 】 4.重症脳障害 102 【設問 356~ 】 5.心肺停止 103 第Ⅸ章 救急症候学 【設問 373~ 】 1.意識障害 110 【設問 386~ 】 2.頭 痛 113 【設問 393~ 】 3.痙 攣 115 【設問 400~ 】 4.運動麻痺 116 【設問 406~ 】 5.めまい 118 【設問 411~ 】 6.呼吸困難 119 【設問 419~ 】 7.喀 血 121 【設問 422~ 】 8.失 神 122 【設問 426~ 】 9.胸 痛 123 【設問 434~ 】10.動 悸 125 【設問 440~ 】11.腹 痛 126 【設問 449~ 】12.吐血・下血 129 【設問 456~ 】13.腰痛・背部痛 130 【設問 461~ 】14.体温上昇 132 第Ⅹ章 疾病救急医学 【設問 464~ 】 1.神経系疾患 134 【設問 474~ 】 2.呼吸系疾患 136 【設問 484~ 】 3.循環系疾患 139 【設問 506~ 】 4.消化系疾患 144 【設問 516~ 】 5.泌尿・生殖系疾患 147 【設問 525~ 】 6.代謝・内分泌・栄養系疾患 149 【設問 537~ 】 7.血液・免疫系疾患 152 【設問 543~ 】 8.筋・骨格系疾患 153 【設問 550… 】 9.皮膚系疾患 155 【設問 551~ 】10.眼・耳・鼻の疾患 156 【設問 555~ 】11.感染症 157 【設問 565~ 】12.小児に特有な疾患 159 【設問 586~ 】13.高齢者に特有な疾患 164 【設問 594~ 】14.妊娠・分娩と救急疾患 166 【設問 603~ 】15.精神障害 169 第ⅩⅠ章 外傷救急医学 【設問 609~ 】 1.外傷総論 172 【設問 623~ 】 2.病態生理 175 【設問 633~ 】 3.現場活動 178 【設問 641~ 】 4.頭部外傷 180 【設問 643~ 】 5.顔面・頸部外傷 180 【設問 646~ 】 6.脊椎・脊髄外傷 181 【設問 653~ 】 7.胸部外傷 183 【設問 664~ 】 8.腹部外傷 186 【設問 666~ 】 9.骨盤外傷 186 【設問 670~ 】10.四肢外傷 187 【設問 677~ 】11.皮膚・軟部組織外傷 189 【設問 681~ 】12.小児・高齢者・妊婦の外傷 190 【設問 689~ 】13.熱 傷 192 【設問 699~ 】14.化学損傷 195 【設問 704… 】16.縊頸・絞頸 196 【設問 705~ 】17.刺咬症(傷) 196 第ⅩⅡ章 急性中毒学 【設問 710~ 】 1.中毒総論 200 【設問 714~ 】 2.中毒各論 201 第ⅩⅢ章 環境障害 【設問 721~ 】 3.異 物 204 【設問 725~ 】 4.溺 水 205 【設問 730~ 】 5.熱中症 206 【設問 737… 】 6.偶発性低体温症 208 【設問 738~ 】 7.放射線障害 208 【設問 747~ 】 8.その他の環境障害 210 【資料編】 付録[設問参照図表・写真] 【正答・解説編】 ※設問編に準じた章・項目のためここでは省略 ( → 「正答」 と 「詳細な解説」 ) ■編著:小関 一英 (前)帝京平成大学健康メディカル学部医療科学科教授 (元)川口市立医療センター救命救急センター長 救急科専門医・指導医,医学博士 ■著 :菊川 忠臣 帝京大学医療技術学部スポーツ医療学科助教 救急救命士,健康科学博士
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「2020年版 C・D 問題編 救急救命士国試問題・解説集」
¥3,740
■Back Number ★残数僅少 ************************** ■書籍名(正式): 「2020年版 救急救命士国家試験対策 出題分野別 国試問題・解説集 C・D 問題編」 ■収載概要: ★過去問を 6 の分野・69の項目に分類! これにより,弱点を克服したい分野・項目を重点的に学習できます。 ★「38回~42回」 の国家試験問題のC・D問題(全250問・5年分)について正答への考え方をわかりやすく解説! ★国家試験出題基準/国家試験出題順序に沿って分野別に配列し,改訂第9版救急救命士標準テキストに準拠したわかりやすい構成! ★出題傾向がよくわかり,この1冊でC・D問題は完全マスター! ************************** 「2020年版 救急救命士国家試験対策 出題分野別 国試問題・解説集 C・D 問題編」 ISBN978-4-908980-08-4 C3047 MainTitle:「国試問題・解説集」 SubTitle1:「2020年版 救急救命士国家試験対策」 SubTitle2:「出題分野別」 SubTitle3:「C・D 問題編」 編著:小関 一英 著 :菊川 忠臣 B5判/332頁 発行年月日:2019年09月05日(初版第1刷) 刊行予定 価格(税込):3,672円 ■序 文■ 状況設定問題の出題傾向と対策については前版 (2019年版) の序文で詳細を述べたが,本版で解説した5年分の250問についても同様に解析した結果の概要を述べる。 例年の救急救命士の国家試験問題全200問のうち50問は状況設定問題である。問題の基本的流れは,①119番通報の内容→②救急隊到着時観察所見→③設問*→④選択肢の4つのパートからなっている。 設問*内容の要旨を分類しその出題割合を解析すると,①現場での優先処置や適切な対応を問う設問 (93問,37%),②傷病者の病態や疾患を推定させる設問 (139問,56%),③搬送すべき医療機関の選定と到着後に行われるであろう検査と治療などに関する設問(14問,6%),さらにこれらの設問形式とは異なるが,④事後検証会議での救急活動における問題点を指摘させる設問 (4問,2%) がある。①と②で設問のほとんどが占められていることに着目すべきである。 ①は救急救命士としての現場活動,②は傷病者が示す症候についての医学的知識が中心である。これらに正答するには『標準テキスト』の内容を十分に理解と記憶しておかねばならない。ただし,闇雲に学習しても効率が悪い。出題される症候には一定の傾向があり,同じような問題が繰り返し出題されている。本書の〔分類〕はその疑問に応えるものであり,【解説】は傷病者が示す症候をどうとらえるか,について簡潔明瞭に述べている。解説はあくまでも『標準テキスト』に書かれた内容を基本にしている。参照すべき該当ページ (図,表を含む) をできるだけ示しているので,読者は必ず引用されたページで確認してほしい。 出題分野とそれらの割合をみると,①症候学 (139問,56%),②外傷 (66問,26%),③中毒・環境障害 (29問,12%),④在宅医療・多数傷病者対応 (16問,6%) となる。症候の中で出題頻度が高いのは,意識障害,心肺停止,胸痛,腹痛,精神症状であるので学習の重点の置きどころを念頭に置き準備してほしい。 国試合格には高度な医学的内容が盛り込まれた『標準テキスト』の確実な内容理解が不可欠であり,現場経験だけではこの知識を凌駕しうるものではない。現場で遭遇するかも知れない傷病者の状況を設問を通して想像し,学習による知識と実習の技能を踏まえてこの流れに沿って思考を進めなければならない。いずれにしても大切なことは論理的な医学的知識の獲得と救急救命士としての役割を踏まえた受験準備である。 本書の執筆は,これまでのように基本的に救急現場での判断や対応に関する設問は菊川が,症候や病態に関する設問は小関が担当した。本書が救急救命士をめざす多くの受験生だけでなく,養成機関で教鞭をとる教員と救急救命士の方々にも役立つことを願っている。 令和元年07月 小関 一英 ■目 次■ 第Ⅰ章 症候学 【設問・解説 1~ 】心肺停止 2 【設問・解説 16~ 】ショック 16 【設問・解説 21~ 】アナフィラキシー 22 【設問・解説 24~ 】蕁麻疹 24 【設問・解説 26~ 】意識障害 26 【設問・解説 47~ 】頭 痛 50 【設問・解説 51… 】痙 攣 56 【設問・解説 52~ 】運動障害 56 【設問・解説 57… 】感覚障害 64 【設問・解説 58~ 】めまい 66 【設問・解説 60~ 】呼吸困難 68 【設問・解説 77~ 】喀 血 96 【設問・解説 79… 】失 神 98 【設問・解説 80~ 】胸 痛 100 【設問・解説 93… 】動 悸 114 【設問・解説 94~ 】腹 痛 114 【設問・解説 105~ 】吐血・下血 126 【設問・解説 108~ 】腰背部痛 128 【設問・解説 111… 】嘔吐・下痢 132 【設問・解説 112… 】感染症疑い 132 【設問・解説 113~ 】精神障害 134 【設問・解説 122~ 】ストレス障害 142 【設問・解説 125… 】排尿障害 146 【設問・解説 126… 】コミュニケーション 146 【設問・解説 127~ 】(妊婦)性器出血 148 【設問・解説 129~ 】(妊婦)産科救急 150 【設問・解説 132~ 】(小児)アナフィラキシー 152 【設問・解説 134… 】(小児)意識障害 154 【設問・解説 135~ 】(小児)痙 攣 156 【設問・解説 137~ 】(小児)呼吸困難 158 【設問・解説 139… 】(小児)吐血・下血 160 第Ⅱ章 在宅医療 【設問・解説 140~ 】意識障害 164 【設問・解説 142~ 】呼吸困難 166 【設問・解説 150… 】感染症疑い 174 【設問・解説 151… 】排尿障害 174 第Ⅲ章 多数傷病者対応 【設問・解説 152… 】中 毒 178 【設問・解説 153… 】交通事故 178 【設問・解説 154… 】最先着救急隊 180 【設問・解説 155… 】応援救急隊 182 第Ⅳ章 外 傷 【設問・解説 156~ 】四輪車 186 【設問・解説 162~ 】自動二輪車 192 【設問・解説 172~ 】歩行者・自転車 202 【設問・解説 182~ 】墜 落 212 【設問・解説 185~ 】転落・転倒 216 【設問・解説 196~ 】挟 圧 234 【設問・解説 203~ 】打 撲 242 【設問・解説 205… 】穿通創(顔面) 244 【設問・解説 206… 】穿通創(頸部) 246 【設問・解説 207… 】穿通創(胸部) 246 【設問・解説 208~ 】穿通創(腹部) 248 【設問・解説 211… 】穿通創(下肢) 252 【設問・解説 212~ 】巻き込まれ 252 【設問・解説 216… 】スポーツ 256 【設問・解説 217~ 】熱 傷 258 【設問・解説 219… 】電撃症 260 【設問・解説 220… 】刺咬症 260 【設問・解説 221… 】(小児)挟 圧 262 第Ⅴ章 中 毒 【設問・解説 222~ 】医薬品中毒 266 【設問・解説 225~ 】有機リン 268 【設問・解説 227~ 】ガス中毒 270 第Ⅵ章 環境障害 【設問・解説 231~ 】窒 息 278 【設問・解説 237~ 】熱中症 284 【設問・解説 240~ 】低体温症 286 【設問・解説 244… 】放射線事故 290 【設問・解説 245… 】減圧障害 292 【設問・解説 246… 】酸素欠乏 292 【設問・解説 247~ 】(妊婦)窒 息 294 【設問・解説 249… 】(小児)窒 息 296 【設問・解説 250… 】(小児)溺 水 296 付 録 【設問・解説参照図表・写真】 302 便 覧 【解説(設問)のpoint一覧表】 314 【解説頁(年度別設問順)早見表】 319 ■編著:小関 一英 (前)帝京平成大学健康メディカル学部医療科学科教授 (元)川口市立医療センター救命救急センター長 救急科専門医・指導医,医学博士 ■著 :菊川 忠臣 帝京大学医療技術学部スポーツ医療学科助教 救急救命士,健康科学博士
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「2019年版 A・B 問題編 救急救命士国試問題・解説集」
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■Back Number ★残数僅少 ************************** ■書籍名(正式): 「2019年版 救急救命士国家試験対策 出題分野別 国試問題・解説集 A・B 問題編」 ■収載概要: ★過去問を12の分野・128の大項目に分類! これにより,弱点を克服したい分野・項目を重点的に学習できます。 ★「37回~41回」 の国家試験問題のA・B問題(全750問・5年分)について正答への考え方をわかりやすく解説! ★国家試験出題基準/国家試験出題順序に沿って分野別に配列し,改訂第9版救急救命士標準テキストに準拠したわかりやすい構成! ★出題傾向がよくわかり,この1冊でA・B問題は完全マスター! ************************** 「2019年版 出題分野別 国試問題・解説集 A・B 問題編」 ISBN978-4-908980-06-0 C3047 MainTitle:「国試問題・解説集」 SubTitle1:「2019年版 救急救命士国家試験対策」 SubTitle2:「出題分野別」 SubTitle3:「A・B 問題編」 編 著:小関 一英 著:菊川 忠臣 B5判/520頁 発行年月日:2018年10月25日(初版第1刷) 価格(税込):4,752円 ■序文に代えて■ ―第37回~41回救急救命士国家試験における一般問題の傾向と対策― 救急救命士養成教育は,『救急救命士標準テキスト』(以下,「標準テキスト」) として平成27年度から改訂第9版 (上・下巻) に基づき行われている。一方,救急救命士国家試験は 「救急救命士国家試験出題基準」 (以下,「出題基準」) に準じて行われる。試験問題の全体の構成は出題基準に提示された設計表 (ブループリント) に準拠しているというが,一般問題と状況設定問題が混在したものなのでわかりにくい。標準テキストも出題基準とは章立てや順序が異なっている。 本書は,第37回 (平成25年度) ~ 第41回 (平成29年度) までの最近5年間の救急救命士国家試験のうち,一般問題 (A問題・B問題,合計750問) を分野別および項目別に分類・整理し,すべてについて解説を行ったものである。分野別の掲載順序は先に述べた出題基準に従っており,実際の国試での出題順に即している。解説に際しては,現行の標準テキスト改訂第9版の内容を基準にし,該当頁を示すことにした。 さて,最近10年間の分野別の出題数と出題内容を分析すると,出題割合の高い分野が明確になる (次頁・表1)。表1は,最近10年間の国試出題問題を5年ずつに分けて比較している。 分野ごとの出題数と配分は例年ほぼ同じ傾向があるが,A問題での病気別の医学的専門知識を問う疾病救急分野からの出題数が減少している。心肺停止やショック,各種の症候,傷病者の観察所見が重視されている。また,救急救命士として現場活動における緊急度・重症度の判断,具体的処置や対応について問う救急救命処置概論からの出題が増えている。B問題でも救急救命処置概論からの出題が多い。救急処置実習などを通じて確実な知識と正しい手技に精通しておくことが受験対策として重要で,救急救命士として実際の救急業務に生かすことができるような学習方法をとることが望ましい。 第Ⅰ章から第Ⅵ章を菊川が担当し,第Ⅶ章から第ⅩⅡ章,および全編の企画・編集を小関が担当した。なお,状況設定問題についての解説集は別途『C・D問題編』としてすでに刊行されているので,両編を合わせて学習されることをお勧めする。本シリーズが救急救命士国家試験合格をめざす方々の受験学習の参考になり,多くの合格者を出すことを願っている。 平成30年08月 小関 一英 ■目 次■ 【設問編】 第Ⅰ章 人体の構造と機能 【設問 1~ 】 1.人体の構成要素 2 【設問 8~ 】 2.体表・構造 3 【設問 16~ 】 3.神経系 5 【設問 25~ 】 4.感覚系 8 【設問 30~ 】 5.呼吸系 9 【設問 36~ 】 6.循環系 10 【設問 42~ 】 7.消化系 12 【設問 46… 】 8.泌尿系 13 【設問 47~ 】10.内分泌系 13 【設問 53~ 】11.血液・免疫系 15 【設問 56~ 】12.筋・骨格系 16 【設問 58… 】13.皮膚系 16 【設問 59~ 】14.生命の維持 17 第Ⅱ章 疾患の成り立ちと回復の過程 【設問 64~ 】 1.疾 患 20 【設問 69~ 】 2.炎症と感染 21 【設問 75~ 】 3.循環障害 22 【設問 80~ 】 4.代謝障害 24 【設問 85… 】 5.退行性病変と進行性病変 25 【設問 86~ 】 7.先天異常 25 【設問 90… 】 8.損 傷 26 【設問 91~ 】 9.死 27 第Ⅲ章 健康と社会保障 【設問 98~ 】A.公衆衛生 30 【設問 100~ 】B.医療環境 30 【設問 109~ 】 C.保健医療制度 33 【設問 115~ 】 D.社会保障 34 【設問 117~ 】 E.社会保険制度 35 【設問 122~ 】 F.社会福祉制度 第Ⅳ章 救急医学概論/病院前医療概論 【設問 126~ 】 0.生命倫理 40 【設問 130~ 】 1.救急医療体制 41 【設問 136~ 】 2.災害医療体制 42 【設問 143~ 】 3.病院前医療体制 44 【設問 147~ 】 4.救急活動の流れ 45 【設問 154~ 】 5.救急救命士の役割と責任 47 【設問 156~ 】 6.傷病者との関係 47 【設問 158~ 】 7.救急救命士関連法令 48 【設問 163~ 】 9.安全管理と事故対応 49 【設問 171~ 】10.感染対策 第Ⅴ章 救急医学概論/救急救命処置概論 【設問 180~ 】 3.全身観察 56 【設問 198~ 】 4.局所観察 60 【設問 215~ 】 5.緊急度・重症度判断 64 【設問 222~ 】6A.パルスオキシメータ 66 【設問 226~ 】6B.カプノメータ 67 【設問 229~ 】6D.血圧計 68 【設問 234~ 】6E.心電図モニター 69 【設問 247~ 】6F.体温計 72 【設問 249~ 】6G.血糖測定 73 【設問 253… 】 7.救急救命士が行う処置 74 【設問 254~ 】7B.気道確保 74 【設問 256~ 】7C.気道異物除去 75 【設問 258… 】7E.声門上気道デバイス 76 【設問 259~ 】7F.気管挿管 76 【設問 265… 】7G.気管吸引 78 【設問 266~ 】7H.酸素投与 78 【設問 269… 】7I.人工呼吸 79 【設問 270~ 】7J.胸骨圧迫 79 【設問 273~ 】7L.除細動 80 【設問 275~ 】7M.静脈路確保と輸液 81 【設問 280~ 】7N.アドレナリン投与 82 【設問 282~ 】7O.エピペン 投与 83 【設問 286… 】7P.ブドウ糖投与 84 【設問 287~ 】7Q.体位管理 84 【設問 290… 】7R.体温管理 85 【設問 291… 】7T.創傷処置 85 【設問 292… 】7U.固 定 86 【設問 293~ 】 8.救急蘇生法 86 【設問 307~ 】 9.在宅療法継続中の傷病者の処置 90 【設問 310~ 】10.傷病者搬送 第Ⅵ章 薬物と検査の基礎知識 【設問 316… 】1A.薬物動態 94 【設問 317~ 】2B.重要な医薬品 94 【設問 322… 】2C.その他の医薬品 第Ⅶ章 救急病態生理学 【設問 323~ 】 1.呼吸不全 98 【設問 326~ 】 2.心不全 99 【設問 335~ 】 3.ショック 101 【設問 353~ 】 4.重症脳障害 105 【設問 363~ 】 5.心肺停止 第Ⅷ章 救急症候学 【設問 383~ 】 1.意識障害 116 【設問 394~ 】 2.頭 痛 118 【設問 402~ 】 3.痙 攣 120 【設問 411~ 】 4.運動麻痺 123 【設問 415~ 】 5.めまい 124 【設問 419~ 】 6.呼吸困難 125 【設問 429~ 】 7.喀 血 127 【設問 431~ 】 8.失 神 128 【設問 436~ 】 9.胸 痛 129 【設問 445~ 】10.動 悸 131 【設問 450~ 】11.腹 痛 132 【設問 459~ 】12.吐血・下血 135 【設問 465~ 】13.腰痛・背部痛 136 【設問 469~ 】14.体温上昇 第Ⅸ章 疾病救急医学 【設問 473~ 】 1.神経系疾患 140 【設問 483~ 】 2.呼吸系疾患 142 【設問 489~ 】 3.循環系疾患 144 【設問 500~ 】 4.消化系疾患 146 【設問 511~ 】 5.泌尿・生殖系疾患 149 【設問 522~ 】 6.代謝・内分泌・栄養系疾患 152 【設問 535~ 】 7.血液・免疫系疾患 155 【設問 543~ 】 8.筋・骨格系疾患 157 【設問 549~ 】10.眼・耳・鼻の疾患 159 【設問 555~ 】11.感染症 160 【設問 565~ 】12.小児に特有な疾患 163 【設問 585~ 】13.高齢者に特有な疾患 168 【設問 592~ 】14.妊娠・分娩と救急疾患 169 【設問 602~ 】15.精神障害 第Ⅹ章 外傷救急医学 【設問 611~ 】 1.外傷総論 176 【設問 624~ 】 2.病態生理 179 【設問 633~ 】 3.現場活動 181 【設問 645~ 】 4.頭部外傷 184 【設問 648~ 】 5.顔面・頸部外傷 185 【設問 652~ 】 6.脊椎・脊髄外傷 186 【設問 659~ 】 7.胸部外傷 188 【設問 666~ 】 8.腹部外傷 189 【設問 669~ 】 9.骨盤外傷 190 【設問 673~ 】10.四肢外傷 191 【設問 680~ 】11.皮膚・軟部組織外傷 193 【設問 684~ 】12.小児・高齢者・妊婦の外傷 194 【設問 692~ 】13.熱 傷 196 【設問 700~ 】14.化学損傷 198 【設問 705… 】16.縊頸・絞頸 199 【設問 706~ 】17.刺咬症(傷) 第ⅩⅠ章 急性中毒学 【設問 711~ 】 1.中毒総論 204 【設問 717~ 】 2.中毒各論 第ⅩⅡ章 環境障害 【設問 721~ 】 3.異 物 208 【設問 725~ 】 4.溺 水 209 【設問 731~ 】 5.熱中症 210 【設問 738~ 】 6.偶発性低体温症 212 【設問 740~ 】 7.放射線障害 213 【設問 748… 】8B.減圧障害 215 【設問 749~ 】8D.凍 傷 【資料編】 付録[設問参照図表・写真] 【正答・解説編】 ※設問編に準じた章・項目のためここでは省略 ( → 「正答」 と 「詳細な解説」 ) ■編著:小関 一英 (前)帝京平成大学健康メディカル学部医療科学科教授 (元)川口市立医療センター救命救急センター長 救急科専門医・指導医,医学博士 ■著 :菊川 忠臣 帝京大学医療技術学部スポーツ医療学科助教 救急救命士,健康科学博士
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「2019年版 C・D 問題編 救急救命士国試問題・解説集」
¥3,740
■Back Number ★残数僅少 ************************** ■書籍名(正式): 「2019年版 救急救命士国家試験対策 出題分野別 国試問題・解説集 C・D問題編」 ■収載概要: ★過去問を9の分野・65の項目に分類! これにより,弱点を克服したい分野・項目を重点的に学習できます。 ★「第36回~41回」の国家試験問題のC・D問題(全300問・6年分)について正答への考え方をわかりやすく解説! ★国家試験出題基準/国家試験出題順序に沿って分野別に配列し,改訂第9版救急救命士標準テキストに準拠したわかりやすい構成! ★出題傾向がよくわかり,この1冊でC・D問題は完全マスター! ************************** 「2019年版 救急救命士国家試験対策 出題分野別 国試問題・解説集 C・D 問題編」 ISBN978-4-908980-05-3 C3047 MainTitle:「国試問題・解説集」 SubTitle1:「2019年版 救急救命士国家試験対策」 SubTitle2:「出題分野別」 SubTitle3:「C・D 問題編」 編 著:小関 一英 著:菊川 忠臣 B5判/386頁 発行年月日:2018年06月26日(初版第1刷) 価格(税込):3,672円 ■序文に代えて■ ―第36回~41回救急救命士国家試験における状況設定問題の傾向と対策― 救急救命士国家試験 (以下,国試) は一般問題 (150問) と状況設定問題 (50問) との2系統からなっている。それぞれ通常問題 (一般問題ではA問題,状況設定問題ではD問題という) と必修問題 (一般問題ではB問題,状況設定問題ではC問題という) とがある。合格基準点は,通常問題で60%以上,必修問題では80%以上の点数としている。 さて,このシリーズは毎回,直近の5年間について解説を続けることにしている。昨年暮れに発刊した『2018年版A・B問題編』は,最近5年間 (第36回~40回) の一般問題(A・B問題750問) を解説し発刊した。昨年度『C・D問題編』を発刊できなかったので,本書『2019年版C・D問題編』は,今春施行された第41回国試問題を含めて,第36回~41回の6年分 (全300問) を解説している。 状況設定問題の共通するパターンは,《救急要請までの状況》→《救急隊現場到着時観察所見》→《設問》→《選択肢》の順序からなっている。受験生が各設問を読み通していくときにたどる思考の順路に沿って,著者もできるだけ一緒に考えを進めることを想定して解説した。また,各問題では,正答を得るための注目すべき点や『救急救命士標準テキスト』(以下,「標準テキスト」) の記述箇所を指摘するようにした。 著者の解析によるとC・D問題は,(1)救急疾患,(2)外傷,(3)外因性疾患 (中毒・環境障害など) の3つの該当分野から出題されている。また,設問の要点によって,a.現場での優先順位や適切な処置を問う問題,b.観察所見を予想する問題,c.疾患または病態を推定 (外傷では損傷部位の推定) する問題,d.搬送中の体位または医療機関での検査や治療を予想させる問題,の4種類に分類できる。このように分類した場合に出題数はどのように分布したかを示したのが表2である (全300問を対象)。本書の構成は,まず該当分野〔(1)~(3)〕で分け,それぞれの分野からの出題を設問の要点(a~d)の順序で並べ替え順に解説した。 出題される該当分野の約60%は救急疾患からである。外傷分野および外因性疾患の分野からは各々25%,11%である。また,設問の要点で最も多いのは,状況や観察所見から判断できる疾患 (外傷では損傷形態) や病態の推定で約40%を占めており,やはり各種の病態や疾患の特徴に関する知識は必須であることがわかる。次いで多いのは,優先順位の最も高い処置,あるいは最も適切な処置はどれか,という設問である。救急現場で優先順位を含めて適切に判断・処置ができるか否かの設問は,救急救命士をめざす受験生の実力を試すには良問が多い。 救急疾患分野の状況設定には傷病者が主に示す症候があるので,「標準テキスト」 の救急症候学の項目に従って整理した。最も多く出題される症候は,心肺停止,意識障害,呼吸困難の3症候である。次いで,胸痛・腹痛・吐血下血・精神障害である。これらは,日常的に救急搬送されることが多いので,出題されるのは当然と言ってよい。外傷分野については,受傷機転別に分類した。バイク・自転車・歩行者および転落転倒による受傷が多い。その他,中毒・環境障害による傷病者は表のごとくである。 以上のような解析結果をもとに本書は構成されている。過去6年分の国試問題を配列したので,受験勉強にあたっては標準テキストの中で着目すべき箇所を効率よく学習することができると思う。すでに国試対策問題集や解説集が他社から出版されているが,本書のように国試問題の解析をもとにして編集され,かつ,わずか2名で執筆されたものは他書に類をみない。 本書の基になっている状況設定問題は300問に達したが,解説の執筆は先に発刊した「A・B問題編 (750問)」 と同様,救急救命士として教鞭をとっている菊川忠臣氏と小関で分担した。特に,設問の約半分近くを占める救急現場での処置と判断,最新の心肺蘇生法に関連する解説は菊川氏が担当した。 本書が救急救命士をめざす多くの受験生だけでなく,養成機関で教鞭をとる教員と救急救命士の方々にも役立つことを願っている。 平成30年6月 小関 一英 ■目 次■ 第Ⅰ章 症候学 【設問・解説 1~ 】 心肺停止 【設問・解説 21~ 】 アナフィラキシー 【設問・解説 26~ 】 ショック 【設問・解説 32~ 】 意識障害 【設問・解説 48~ 】 頭 痛 【設問・解説 53… 】 痙 攣 【設問・解説 54~ 】 運動麻痺 【設問・解説 63~ 】 めまい 【設問・解説 66~ 】 呼吸困難 【設問・解説 89~ 】 喀 血 【設問・解説 91~ 】 失 神 【設問・解説 96~ 】 胸 痛 【設問・解説 110~ 】 腹 痛 【設問・解説 125~ 】 吐血・下血 【設問・解説 135~ 】 腰背部痛 【設問・解説 140~ 】 発 熱 【設問・解説 143… 】 嘔吐・下痢 【設問・解説 144~ 】 精神障害 【設問・解説 155~ 】 ストレス障害 【設問・解説 158~ 】 (小児)心肺停止 【設問・解説 160~ 】 (小児)アナフィラキシー 【設問・解説 163~ 】 (小児)意識障害 【設問・解説 165~ 】 (小児)痙 攣 【設問・解説 167~ 】 (小児)呼吸困難 【設問・解説 169~ 】 (小児)吐血・下血 【設問・解説 171~ 】 (小児)発 熱 【設問・解説 173~ 】 (妊婦)痙 攣 【設問・解説 175~ 】 (妊婦)性器出血 【設問・解説 178~ 】 (妊婦)分 娩 第Ⅱ章 在宅医療 【設問・解説 181~ 】 ショック 【設問・解説 182~ 】 意識障害 【設問・解説 184~ 】 呼吸困難 第Ⅲ章 災害医療 【設問・解説 192~ 】 外 傷 第Ⅳ章 外 傷 【設問・解説 195~ 】 四輪運転 【設問・解説 203~ 】 二輪運転 【設問・解説 213~ 】 歩行者・自転車 【設問・解説 226~ 】 墜 落 【設問・解説 229~ 】 転落・転倒 【設問・解説 240~ 】 挟 圧 【設問・解説 246~ 】 打 撲 【設問・解説 248~ 】 穿通創 【設問・解説 256~ 】 巻き込み 【設問・解説 259… 】 開放創 【設問・解説 260… 】 切 断 第Ⅴ章 熱 傷 【設問・解説 261~ 】 火 災 【設問・解説 263… 】 熱 傷 【設問・解説 264… 】 (小児)熱 湯 第Ⅵ章 化学損傷 【設問・解説 265… 】 化学損傷 【設問・解説 266… 】 苛性ソーダ 第Ⅶ章 電撃症 【設問・解説 267… 】 電撃症 第Ⅷ章 中 毒 【設問・解説 268… 】 神経ガス 【設問・解説 269~ 】 医薬品 【設問・解説 274~ 】 有機リン 【設問・解説 276~ 】 ガス中毒 【設問・解説 279… 】 覚醒剤 第Ⅸ章 環境障害 【設問・解説 280~ 】 窒 息 【設問・解説 286… 】 (小児)窒 息 【設問・解説 287… 】 (妊婦)窒 息 【設問・解説 288… 】 (小児)溺 水 【設問・解説 289~ 】 熱中症 【設問・解説 292~ 】 低体温症 【設問・解説 296… 】 放射線事故 【設問・解説 297~ 】 減圧障害 【設問・解説 299… 】 酸素欠乏 【設問・解説 300… 】 凍 傷 ■編著:小関 一英 (前)帝京平成大学健康メディカル学部医療科学科教授 (元)川口市立医療センター救命救急センター長 救急科専門医・指導医,医学博士 ■著 :菊川 忠臣 帝京大学医療技術学部スポーツ医療学科助教 救急救命士,健康科学博士
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「2018年版 A・B 問題編 救急救命士国試問題・解説集」
¥4,620
■Back Number ★残数僅少 ************************** ■書籍名(正式): 「2018年版 救急救命士国家試験対策 出題分野別 国試問題・解説集 A・B問題編」 ■収載概要: ★第36回~40回の国家試験問題のA・B問題(全750問)について正答への考え方をわかりやすく解説! ★国家試験出題基準/国家試験出題順序に沿って分野別に配列し,改訂第9版救急救命士標準テキストに準拠したわかりやすい構成! ★出題傾向がよくわかり,この1冊でA・B問題は完全マスター! ************************** 「2018年版 救急救命士国家試験対策 出題分野別 国試問題・解説集 A・B 問題編」 ISBN978-4-908980-03-9 C3047 MainTitle:「国試問題・解説集」 SubTitle1:「2018年版 救急救命士国家試験対策」 SubTitle2:「出題分野別」 SubTitle3:「A・B 問題編」 編 著:小関 一英 著:菊川 忠臣 B5判/466頁 発行年月日:2017年12月20日(初版第1刷) 価格(税込):4,536円 ■序文に代えて■ ―第36回~40回救急救命士国家試験における一般問題の傾向と対策― 救急救命士国家試験は,「救急救命士国家試験出題基準 (平成27年度版)」 (以下,「出題基準」) に準じて行われる。 試験問題の全体の構成は出題基準に提示された設計表 (ブループリント) に準拠している。 一方,救急救命士養成教育は,『救急救命士標準テキスト』(以下,「標準テキスト」) として 平成27年度から改訂第9版 (上・下巻) に基づき行われているが,出題基準とは章立てや順序が異なっている。 本書は,第36回~40回までの最近5年間の救急救命士国家試験のうち,一般問題 (A問題・B問題,合計750問) を分野別および項目別に分類整理し,すべてについて解説を行ったものである。 分野別の掲載順序は先に述べた出題基準に従っており,実際の国試での出題順に即している。 また,解説に際しては,現行の『改訂第9版救急救命士標準テキスト』の内容を基準にし,該当頁を示すことにした。 さて,最近5年間の分野別の出題数と出題内容を分析すると,出題の割合の高い分野が明確になる。各分野の出題数は例年,ほとんど変わらない。 最も出題数が多い分野は疾病救急医学であるが,同様の分析を第31回~35回国家試験について行い両者を比較すると, 臓器別の病態生理や専門的な疾患知識を問う設問は減少し,現実的・具体的な内容を問う設問に改められている。 救急救命処置概論,外傷学についても同様な傾向で,これは『標準テキスト』の編集方針を反映させた結果であろう。 疾病救急医学,救急救命処置概論,外傷救急医学の3分野で全出題数の50%(376/750) を占めるが,A・B問題でこれらの頻度は異なり, 疾病救急医学と外傷救急医学のほとんどはA問題で出題されており,B問題 (必修問題) では救急現場での活動に際して必須の知識が記述されている救急救命処置概論からの出題が多い。 心肺停止やショック,各種の症候,傷病者の観察所見が重視され,緊急度判断や現場での具体的手技や対応について問う設問が増えている。 救急処置実習を通じて確実な知識と手技に精通しておくことが受験対策として重要で,救急救命士として実際の救急業務に生かすことができるような学習方法をとることが望ましい。 第Ⅰ章から第Ⅵ章を菊川が担当し,第Ⅶ章から第ⅩⅢ章,および全編の企画・編集を小関が担当した。 なお,同じ期間の国家試験での状況設定問題 (C問題・D問題250問) についての解説集も漸次刊行する予定である。 本シリーズが,救急救命士国家試験合格を目指す皆様の受験学習の参考となり,多くの合格者が出ることを願っている。 平成29年11月 小関 一英 ■目 次■ 【設問編】 第Ⅰ章 人体の構造と機能 [設問 1~ ] 1.人体の構成要素 [設問 9~ ] 2.体表・構造 [設問 17~ ] 3.神経系 [設問 27~ ] 4.感覚系 [設問 31~ ] 5.呼吸系 [設問 39~ ] 6.循環系 [設問 46~ ] 7.消化系 [設問 50… ] 8.泌尿系 [設問 51~ ]10.内分泌系 [設問 56~ ]11.血液・免疫系 [設問 60~ ]12.筋・骨格系 [設問 62… ]13.皮膚系 [設問 63~ ]14.生命の維持 第Ⅱ章 疾患の成り立ちと回復の過程 [設問 65~ ] 1.疾 患 [設問 71~ ] 2.炎症と感染 [設問 77~ ] 3.循環障害 [設問 82~ ] 4.代謝障害 [設問 88… ] 5.退行性病変と進行性病変 [設問 89~ ] 7.先天異常 [設問 93… ] 8.損 傷 [設問 94~ ] 9.死 第Ⅲ章 健康と社会保障 [設問 101~ ] A.公衆衛生 [設問 104~ ] B.医療環境 [設問 115~ ] C.保健医療制度 [設問 120… ] D.社会保障 [設問 121~ ] E.社会保険制度 [設問 126~ ] F.社会福祉制度 第Ⅳ章 救急医学概論/病院前医療概論 [設問 128~ ] 0.生命倫理 [設問 131~ ] 1.救急医療体制 [設問 137~ ] 2.災害医療体制 [設問 146~ ] 3.病院前医療体制 [設問 151~ ] 4.救急活動の流れ [設問 158~ ] 5.救急救命士の役割と責任 [設問 160~ ] 6.傷病者との関係 [設問 163~ ] 7.救急救命士関連法令 [設問 170~ ] 9.安全管理と事故対応 [設問 176~ ]10.感染対策 [設問 185… ]11.ストレスに対するマネジメント 第Ⅴ章 救急医学概論/救急救命処置概論 [設問 186~ ] 3.全身観察 [設問 201~ ] 4.局所観察 [設問 218~ ] 5.緊急度・重症度判断 [設問 229~ ]6B.カプノメータ [設問 232~ ]6D.血圧計 [設問 237~ ]6E.心電図モニター [設問 243~ ]6F.体温計 [設問 245~ ]6G.血糖測定器 [設問 249~ ] 7.救急救命士が行う処置 [設問 251… ]7B.気道確保 [設問 252~ ]7C.気道異物除去 [設問 254~ ]7E.声門上気道デバイスを用いた気道確保 [設問 256~ ]7F.気管挿管 [設問 261… ]7G.気管吸引 [設問 262~ ]7H.酸素投与 [設問 265… ]7I.人工呼吸 [設問 266~ ]7J.胸骨圧迫 [設問 268… ]7L.除細動 [設問 269~ ]7M.静脈路確保と輸液 [設問 276… ]7N.アドレナリン投与 [設問 277~ ]7O.エピペン 投与 [設問 280… ]7P.ブドウ糖投与 [設問 281~ ]7Q.体位管理 [設問 284… ]7R.体温管理 [設問 285… ]7T.創傷処置 [設問 286… ]7U.固 定 [設問 287~ ] 8.救急蘇生法 [設問 300~ ] 9.在宅療法継続中の傷病者の処置 [設問 302~ ]10.傷病者搬送 [設問 307… ]11.車内分娩 第Ⅵ章 薬物と検査の基礎知識 [設問 308… ]1A.薬物動態 [設問 309~ ]2B.重要な医薬品 [設問 314… ]3B.検査基準値 第Ⅶ章 救急病態生理学 [設問 315~ ] 1.呼吸不全 [設問 317~ ] 2.心不全 [設問 324~ ] 3.ショック [設問 342~ ] 4.重症脳障害 [設問 352~ ] 5.心肺停止 第Ⅷ章 救急症候学 [設問 370~ ] 1.意識障害 [設問 380~ ] 2.頭 痛 [設問 387~ ] 3.痙 攣 [設問 394~ ] 4.運動麻痺 [設問 396~ ] 5.めまい [設問 401~ ] 6.呼吸困難 [設問 411~ ] 7.喀 血 [設問 413~ ] 8.失 神 [設問 419~ ] 9.胸 痛 [設問 427~ ]10.動 悸 [設問 431~ ]11.腹 痛 [設問 441~ ]12.吐血・下血 [設問 445~ ]13.腰痛・背部痛 [設問 450~ ]14.体温上昇 第Ⅸ章 疾病救急医学 [設問 455~ ] 1.神経系疾患 [設問 465~ ] 2.呼吸系疾患 [設問 471~ ] 3.循環系疾患 [設問 485~ ] 4.消化系疾患 [設問 496~ ] 5.泌尿・生殖系疾患 [設問 510~ ] 6.代謝・内分泌・栄養系疾患 [設問 524~ ] 7.血液・免疫系疾患 [設問 531~ ] 8.筋・骨格系疾患 [設問 537~ ]10.眼・耳・鼻の疾患 [設問 545~ ]11.感染症 [設問 556~ ]12.小児に特有な疾患 [設問 572~ ]13.高齢者に特有な疾患 [設問 579~ ]14.妊娠・分娩と救急疾患 [設問 588~ ]15.精神障害 第Ⅹ章 外傷救急医学 [設問 598~ ] 1.外傷総論 [設問 615~ ] 2.病態生理 [設問 623~ ] 3.現場活動 [設問 635~ ] 4.頭部外傷 [設問 641~ ] 5.顔面・頸部外傷 [設問 644~ ] 6.脊椎・脊髄外傷 [設問 652~ ] 7.胸部外傷 [設問 658~ ] 8.腹部外傷 [設問 660~ ] 9.骨盤外傷 [設問 662~ ]10.四肢外傷 [設問 669~ ]11.皮膚・軟部組織外傷 [設問 673~ ]12.小児・高齢者・妊婦の外傷 [設問 680~ ]13.熱 傷 [設問 686~ ]14.化学損傷 [設問 692… ]15.電撃症(傷) [設問 693~ ]17.刺咬症(傷) 第ⅩⅠ章 急性中毒学 [設問 698~ ] 1.中毒総論 [設問 705~ ] 2.中毒各論 第ⅩⅡ章 環境障害 [設問 712~ ] 3.異 物 [設問 715~ ] 4.溺 水 [設問 720~ ] 5.熱中症 [設問 724~ ] 6.偶発性低体温症 21 [設問 726~ ] 7.放射線障害 [設問 731… ] 8.その他の環境障害(A.高山病) [設問 732… ] 8.その他の環境障害(B.減圧障害) [設問 733… ] 8.その他の環境障害(D.凍 傷) 第ⅩⅢ章 採点除外などの扱いとなった設問・正解に疑念のある設問 【資料編】 付録[設問参照図表・写真] 【正答・解説編】 ※設問編に準じた章・項目のためここでは省略 ( → 「正答」 と 「詳細な解説」 ) ■編著:小関 一英 (前)帝京平成大学健康メディカル学部医療科学科教授 (元)川口市立医療センター救命救急センター長 救急科専門医・指導医,医学博士 ■著 :菊川 忠臣 帝京大学医療技術学部スポーツ医療学科助教 救急救命士,健康科学博士