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「2023年版 C・D 問題編 救急救命士国試問題・解説集」

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■書籍名(正式):
「2023年版 救急救命士国家試験対策
出題分野別 国試問題・解説集 C・D 問題編」

■収載概要:
★過去問を6の分野・45の大項目に分類!
これにより,弱点を克服したい分野・項目を重点的に学習できます。
★「41回~45回」 の国家試験問題のC・D問題(全250問・5年分)について正答への考え方をわかりやすく解説!
★国家試験出題基準/国家試験出題順序に沿って分野別に配列し,改訂第10版救急救命士標準テキストに準拠したわかりやすい構成!
★出題傾向がよくわかり,この1冊でC・D問題は完全マスター!

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「2023年版 救急救命士国家試験対策
出題分野別 国試問題・解説集 C・D 問題編」
ISBN978-4-908980-18-3 C3047
MainTitle:「国試問題・解説集」
SubTitle1:「2023年版 救急救命士国家試験対策」
SubTitle2:「出題分野別」
SubTitle3:「C・D 問題編」
編 著:小関 一英
著:菊川 忠臣
B5判/360頁
発行年月日:2022年09月05日(初版第1刷) 刊行予定
価格(税込):3,850円

■序 文■

今回,第45回国家試験における状況設定問題 (C・D問題) の解説を書きながら,基本的とも平易ともいえる設問が多いことに気がついた。A・B問題も例年に比べて同様の印象があった (既刊『A・B問題編』)。事実,約3,300名の受験者の平均合格率は91.3%と高かった (厚労省発表資料)。それとともに気づいたことは,最近のC・D問題における設問形式(何を問うているか) の変化である。表1に示したように,①傷病者の病態をもとに医学的予想や判断をすること,②優先すべき救命処置や適切な対応をすること,に大別される。
そこで,最近15年間 (便宜的に5年ずつ3期に分けた) の750問について,①・②の設問形式と内容に従って該当する出題数を調べてみた。
全般的に①の医学的判断よりも②の現場での救命処置や対応について問う問題が増加している。①の中では 「疾患や病態の推定」 について問うているものは毎年ほぼ同じ出題数があり頻度も高い (31%)。しかし,「観察所見や症候」 を予想させる設問は半減している。ただし,観察所見や症候について問う問題はA・B問題に多い(既刊)。
一方,②については 「適切な対応や処置」 について問う問題が非常に多く増加傾向にあり全体の33%に達する。また,「優先処置 (まず,何をすべきか)」 について問う問題も増えてきている。このことは国試が単に医学的知識を問うことよりも救急救命士としての現場でのスキルをより重視するようになっていることを示している。
次に,傷病者の状況設定としてどのようなテーマが出題されているかを検討した。標準テキストに沿って各分野 (テーマ) 別に出題数を調べたのが表2である。最近15年間を5年ごとに3期に分けて出題傾向の変化を見た。最も出題数が多かったのは症候学にある「呼吸困難」 であり,他のテーマに比べその出題頻度は約2倍で,出題される頻度はほとんど変わっていない。次いで,「心肺停止」 「意識障害」 「胸痛」 「腹痛」 をテーマにしたものが多い。外傷学では 「胸部外傷」 が出題されやすい。注目すべきは 「四肢外傷」 の出題数の増加である。クラッシュ症候群,開放骨折への対応など多くのテーマが内包されている。
本書では学習の便を考慮して,まず標準テキストの分野 (救急症候学,救急外傷学,急性中毒学,環境障害) にあげられている項目順で分類し,次いで先に述べた設問形式に準じて並べてある。したがって,同じような設問内容がある程度まとまっているのは,最近の国試の出題傾向を反映させた編集方針をとった結果である。
いずれにしても,著者はこのような国家試験出題傾向の分析は,学習に際しての重点の置きどころや学習効率に利するだけでなく,教員側にとっても試験問題などの作成時や国試対策授業に反映できるものと思う。本書の編集方針と設問の解説が受験者と専任教員にとっての手助けになることを願っている。
令和4年8月 小関 一英

■目 次■

第Ⅰ章 症候学

【設問・解説 15~ 】意識障害 16

第Ⅰ章 症候学

【設問・解説 1~ 】心肺停止 2
【設問・解説 19~ 】意識障害 20
【設問・解説 33~ 】頭 痛 40
【設問・解説 36~ 】痙 攣 44
【設問・解説 41~ 】運動障害 50
【設問・解説 55… 】めまい 68
【設問・解説 56~ 】呼吸困難 68
【設問・解説 85~ 】喀 血 108
【設問・解説 89~ 】失 神 114
【設問・解説 92~ 】胸 痛 116
【設問・解説 105~ 】動 悸 132
【設問・解説 108~ 】腹 痛 136
【設問・解説 121… 】嘔吐・下痢 152
【設問・解説 122~ 】吐血・下血 154
【設問・解説 126~ 】腰痛・背部痛 158
【設問・解説 128~ 】体温上昇 160
【設問・解説 130… 】体温上昇(小児) 164
【設問・解説 131… 】性器出血 164
【設問・解説 132~ 】産科救急 166
【設問・解説 135~ 】精神症候 170
【設問・解説 142~ 】その他 182

第Ⅱ章 在宅医療

【設問・解説 147… 】心肺停止 190
【設問・解説 148~ 】呼吸困難 190
【設問・解説 153… 】排尿障害 196

第Ⅲ章 災害医療

【設問・解説 154~ 】交通事故現場 200
【設問・解説 156~ 】災害現場 202
【設問・解説 158… 】災害現場(爆発) 204

第Ⅳ章 外 傷

【設問・解説 159~ 】頭部外傷 208
【設問・解説 168… 】顔面・頸部外傷 220
【設問・解説 169~ 】脊椎・脊髄外傷 220
【設問・解説 177~ 】胸部外傷 234
【設問・解説 190~ 】腹部外傷 248
【設問・解説 200~ 】骨盤外傷 260
【設問・解説 205~ 】四肢外傷 264
【設問・解説 220… 】熱 傷 286
【設問・解説 221… 】電撃傷 288
【設問・解説 222… 】縊頸・絞頸 288

第Ⅴ章 中 毒

【設問・解説 223~ 】医薬品中毒 292
【設問・解説 225~ 】農 薬 294
【設問・解説 227… 】工業用品 296
【設問・解説 228~ 】ガス中毒 296

第Ⅵ章 環境障害

【設問・解説 230~ 】異 物 302
【設問・解説 237~ 】溺 水 310
【設問・解説 239~ 】熱中症 312
【設問・解説 246~ 】偶発性低体温症 320
【設問・解説 249~ 】放射線障害 324

付 録
【設問・解説参照図表・写真】332

便 覧
【解説(設問)のpoint一覧表】344
【解説頁(年度別設問順)早見表】349
【図・アルゴリズム(解説118)】354

■編著:小関 一英
(前)帝京平成大学健康メディカル学部医療科学科教授
(元)川口市立医療センター救命救急センター長
救急科専門医・指導医,医学博士
■著 :菊川 忠臣
帝京大学医療技術学部スポーツ医療学科講師
救急救命士,健康科学博士

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