｢2026年版 C・D 問題編 救急救命士国試問題・解説集｣

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
■書籍画像が必要な方は，
①←の画像(大)クリック
②ポップアップした画像を何回かクリック (サイズ確認のため)
③欲しいサイズの画像の上で右クリック
で入手できます(無料)。
■書籍画像とともに表示されるサンプルページ(↑画像)は，
公式ホームページにおいて提供している｢pdf｣ ファイルで，
より鮮明にご覧いただけます。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
■書籍名(正式)：
｢2026年版 救急救命士国家試験対策
出題分野別 国試問題・解説集 C・D 問題編｣

■収載概要：
★第44回～48回の国家試験問題のC･D問題(全250問)について正答への考え方を受験生の思考順路に沿って徹底解説
★国家試験出題基準／国家試験出題順序に沿って分野別に配列し，改訂第10版/11版 救急救命士標準テキストに準拠したわかりやすい構成！
★理解を深めるためにテキストにない ｢まとめの図･表｣ を数多く収載し『標準テキスト』の補完として役立つ充実した解説
★過去問題の分析によって出題傾向がよくわかる

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊｢2026年版 救急救命士国家試験対策
出題分野別 国試問題・解説集 C・D 問題編｣
ISBN978-4-908980-24-4 C3047
MainTitle：｢国試問題・解説集｣
SubTitle1：｢2026年版 救急救命士国家試験対策｣
SubTitle2：｢出題分野別｣
SubTitle3：｢C・D 問題編｣
編 著：小関 一英
著：菊川 忠臣
B5判/384頁
発行年月日：2025年09月8日(初版第1刷) 刊行
価格(税込)：3,850円

■序 文■

2017年(平成29年)に初版を刊行して以来，『救急救命士国試問題・解説集』(A･B問題編およびC･D問題編) は直近の5年間分をまとめながら今回で9年目となり，解説は第36回国試に始まり第48回(2025年春施行)に至っている。執筆者はたった2人であるが，各設問の解説を統一した編集方針をもとに内容の充実を図りながら執筆しており，他の類似書とは一線を画していると考えている。
本書の編集方針について述べる。
国試での状況設定問題は，基本的に《救急要請に至る経緯》―《救急隊到着時観察所見》―《設問》―《選択肢》という順序で成り立っている。
①本書の《もくじ》をみるとおり，疾病傷病者の場合は主訴や救急要請理由によって救急症候学の分類項目に従って分類した。外傷傷病者においては受傷部位別および受傷原因によって分類した。中毒と環境障害にあたる設問については標準テキストの項目順に従った。
②《解説》では受験生が実際の試験で設問を読み進める際の思考のプロセスを想定して記述するようにし，各選択肢について正誤を解説した。このとき，該当する標準テキスト全体を俯瞰するような解説になるように心がけ，引用・参考にした該当頁と図表を ｢( )｣ で示した。
③標準テキストの記述だけでは理解しにくいだろうと考える場合には，本文の要点を整理できるように筆者らが作成した《図表》を添付した。
④国試で過去に出題された同じような設問がある場合にはこれを示し，また，設問のテ-マに関連する概念などを ｢ 印｣ ｢参考｣ として示した。
本シリーズでは改版されるたび，国試問題の傾向と対策を目的に様々な統計表を作成してきた。今版では分野別かつ症候別などで設問を分類し，過去20年間 (第30回～48回) を前記・後期に分けて出題傾向を分析した (次頁 ｢表｣ を参照)。
膨大な国試問題のデータベースを構築したことで，統計的解析に基づいた国試対策が本書において可能となったことを明言したいと思う。
本書が ｢A･B問題編｣ とともに救急救命士を目指す受験生と救急救命士養成の専門施設で教育に当たられている方々に役立つことを真に願っている。
2025年7月 小関一英

■目 次■

―設問の部―

第Ⅰ章 症候学

【設問 1～ 】心肺停止 2
【設問 21～ 】意識障害 12
【設問 35～ 】頭 痛 19
【設問 38～ 】痙 攣 20
【設問 42～ 】運動麻痺 22
【設問 55… 】めまい 29
【設問 56～ 】呼吸困難 29
【設問 83～ 】喀 血 43
【設問 89～ 】失 神 46
【設問 94～ 】胸 痛 48
【設問 106～ 】動 悸 54
【設問 109～ 】腹 痛 56
【設問 119～ 】嘔吐・下痢 61
【設問 125～ 】腰痛・背部痛 64
【設問 127～ 】体温上昇 65
【設問 131～ 】産科救急 67
【設問 136～ 】精神症候 69
【設問 143～ 】その他 73

第Ⅱ章 在宅医療

【設問 148… 】心肺停止 78
【設問 149… 】意識障害 78
【設問 150～ 】呼吸困難 79

第Ⅲ章 災害医療

【設問 154… 】爆発物 82
【設問 155～ 】トリアージ 82

第Ⅳ章 外 傷

【設問 158… 】現場活動 86
【設問 159～ 】頭部外傷 86
【設問 167～ 】顔面外傷 90
【設問 169… 】頸部外傷 91
【設問 170～ 】脊椎・脊髄外傷 92
【設問 180～ 】胸部外傷 97
【設問 191～ 】腹部外傷 102
【設問 198～ 】骨盤外傷 106
【設問 204～ 】四肢外傷 109
【設問 218～ 】熱 傷 116
【設問 220… 】縊 頸 117

第Ⅴ章 中 毒

【設問 221… 】医薬品中毒 120
【設問 222… 】農 薬 120
【設問 223～ 】工業用品 121
【設問 225～ 】ガス中毒 122

第Ⅵ章 環境障害

【設問 227～ 】体温低下 124
【設問 230～ 】体温上昇 125
【設問 238～ 】異物誤飲 129
【設問 247～ 】溺 水 134
【設問 249… 】放射線障害 135
【設問 250… 】減圧障害 135

付 録
【設問･解説参照図表・写真】 139～

―正答・解説の部― 155～
※設問の部に準じた章・項目のためここでは省略 ( → ｢正答｣ と ｢詳細な解説｣ )

便 覧
【正答・point早見表】344
【分野項目別早見表】349
【年度別早見表】354

■編著：小関 一英
(元)帝京平成大学健康メディカル学部医療科学科教授
(元)川口市立医療センター救命救急センター長
救急科専門医・指導医，医学博士
■著 ：菊川 忠臣
帝京大学医療技術学部スポーツ医療学科講師
救急救命士，健康科学博士